四国金毘羅歌舞伎は37回目の公演を今日4月21日、
大盛況のうちに千穐楽を迎えたようですね。

お疲れ様でございました。

2020年4月に第36回目が開催される筈がコロナの影響で中止となり
今年やっと5年ぶりに再開されました。

当然、地元の方たちのお喜びも大きかったと推察されます。

残念ながら36回目は松本白鸚さん 松本幸四郎さんの襲名披露公演の筈でした。
それだけに今年参加された幸四郎さん 染五郎さんも
感慨深いものがあられたと思います。


私は4月と云えば必ずスーパー歌舞伎の月でしたから金毘羅歌舞伎に
初めて参加させて頂いたのはかなり後になってからでした。

2011年の染五郎(幸四郎)さんの『熊谷陣屋』の百姓と

幸四郎(白鸚)さんの『河内山』の近習、そして『鈴ヶ森』の雲助のお役の時でした。

それから2013年、四代目猿之助さんの『奥州安達原 三段目』の

源義家の四天王の時に2回目として参加させて頂きました。


お仕事とはいえ、終演時間が早かったので、街をブラブラして、

宿に帰ると、温泉に入って、お夕飯もついておりました。

まるで毎日が観光や温泉地に来ているような感じで
お客様と一緒になって舞台を楽しんでおりました(笑)

地元の方たちがお茶子さんや場内の係などをお手伝い下さり
和気あいあいとした雰囲気で特別な感じの公演でしたね。

朝の金刀比羅宮へのお散歩も日課となり、一番上の奥の院までは
公演期間中何度も登りましたっけ?


この琴平は、我が家の旅行計画でも何度か候補地に挙がりました。

たった2回とはいえ、2ヶ月ほど滞在した事になりますので、

わざわざ旅行の目的地にする理由が分からなかったのですが・・・

 

どこに行きたいの?と聞きましたら、金丸座に行きたいと。

 

え??何度も見に来てたやん と思いましたら、公演中にしか来ていないので、

金丸座の見学をしたことがないと。

 

そっか、私は毎日楽屋も使っておりましたし、奈落も舞台も知り尽くしておりますが、

確かに、公演のある時に来ても劇場の見学はできませんね

今度何かの機会に旅行にも行かなければならないですね。

いえ、それ以上に ご縁があればまた金毘羅歌舞伎に参加させて頂きたいものです。