朝のブログでも書きましたが、1年前の今日が膝の手術の日でした。
「もし日々が退屈なら日記でも書き」と家人に云われ
入院に際してノートを渡されました。
そして15日に退院するまでの約10日間を日記と云うより
記録的に書いておりました。
そのノートの存在さえ忘れていたのですが、今日に際し
「そう云えばノートに入院の日々を書いていたな。」と
思い出して引っ張り出して読んでおりました。
本当に、のど元過ぎれば・・・ですね。(笑)
ノートには、
5日、6時起床 血圧 体温 血中酸素濃度を指先で測り
手術用パジャマに着替えて待機
今日は午前中の食事なし 9時手術予定
9時前に杖なしで歩いて5階手術室へ看護師さんと共に行く
ドクターXの世界 歩いて手術台へ
酸素吸入に麻酔? 回りを見渡して・・・、
しばらくすると「○○さん」と 先生の声で目が覚める
「え? もう終わった?」な感じ 午後1時頃かな?
先生が家人に電話、替わってもらい「終わったよ」と
部屋に帰って1時半、2時、2時半と色々な点滴。
4時頃に先生が来て「リハビリ頑張って」・・・と
6時に夕飯 美味しかった、完食。
9時就寝、でも全然寝られない・・・。
と 1日の有様が徒然に書かれてありました。
その時、その時に書いた訳ではなく、
後から思い出しながら書いていますね。
1年前の事がもう10年も前の事のようです(笑)
たった10日間の日記ですが
「退屈なら日記でも書いてみな」
この一言が面白いものに繋がるのですね(笑)
今回の大河ドラマの『光る君へ』
私は全く馴染みのない時代なのですが、結構楽しく見ております。
家人が詳しいので説明を受けながらなのですが、
「こんな事、ホンマに史実なん?」とか聞きますと、
「これは、誰誰の日記に書いてあると思うよ」とかの返答が。
紫式部自身も日記を書いていたそうですし、ロバート秋山さんが演じる人も
けっこうおもしろい日記を書いていたとか。
授業で原文を読んだそうです。
もちろん、道長自身も書いていたのですね。
自筆の実物が一部現存していると聞いて びっくり。
歴史の中心にいた人の日記が残っていると云うのは、時代を知る上でも
面白いものでしょうね。
私の10日間日記、これはさすがに残るとは思いませんが、
このブログなんて、残るのでしょうか。
残るのも少し怖い気が致しますが、自分でブログを書くうえでも、
過去の自分のブログが役に立っておりますし、やはり「残す」と云う事は
重要なんだなと思う、手術一年記念日でした。