以前にも書かせて頂きましたが、スーパー歌舞伎『ヤマトタケル』には
様々な地名が出て参ります。

伊勢、焼津、伊吹山、能褒野、走水、等々

また直接地名は上げておりませんが木更津、袖ヶ浦なども
ヤマトタケル、弟橘姫に所縁のある地名ですね。

およそ2000年前の地名が現在でも使われているのですから
そこにはなんかロマンを感じます(笑)



私が昔、子供の頃 大阪で高津町より前に住んで居た所が「大和町」
そして東京で初めて住んだところがやはり「大和町」でした。

 

うちの近くのいつも使うバス停も「大和町」です。

「大和町」と云う町名 日本国中にいったい如何ほどあるのでしょうか?

小碓の命が『ヤマトタケル』の名を熊襲タケルから得て、

大和の国に帰って滞在したのはお芝居の中ではたった3日。

すぐに蝦夷へ旅立ってしまい、伊吹山の山神を退治してから

「大和の国」へはとうとう帰れませんでした。

「大和」への思いはどれほど深かったのでしょうね。




ここで少し視点を変えて・・・。

「日本」と云う国の名称が登場する以前は「やまと」と呼ばれていました。

太平洋戦争の最中に建造された世界最大の戦艦が「大和」

それを元に漫画やアニメに登場して地球を救うのが「宇宙戦艦ヤマト」

また現在amazonで配信中の『沈黙の艦隊』では
日本の原子力潜水艦の物語で「独立国やまと」と名乗っております。

『ヤマトタケル』をはじめ「やまと」と云う名称は個でありながら
世界を揺るがす名前なのでしょうか?


ひとつの地域の名前であった「大和」が日本全体をも表しております。

大和は国のまほろば・・・ですね

 

 


ちなみ宅配便も「ヤマト」ですね(笑)

 

今日、家族ブログで「ヤマトのチケットが・・・」という内容が来ました。

ヤマト??はてなが一瞬飛びまして、宅配便か??何の話や?と思ったのですが、

実際は「ヤマトタケル」のチケットのことでした(笑)

 

どちらかと云いますと 略す時は「タケル」と云うのに慣れておりますので、

なんだか新鮮な「ヤマト」でした(笑)