スーパー歌舞伎『ヤマトタケル』が初演されてから38年になります。
38年前の1月のお稽古場は今はもうありませんが森下町の
「ベニサン・スタジオ』と云う所に猿翁旦那以下出演者一同
ひと月籠ってお稽古を続けておりました。
そして2月から半年の間、隔月ですが『ヤマトタケル』が上演された所です。
そこでその時に巷ではどんな曲が流行っていたのでしょうか?
実は最近の音楽番組では私の知っているグループも曲も
ほとんど登場しません
と云うより流行っている曲そのものを知りません(笑)
ですから見る音楽番組と云うと昭和に流行った歌とか
BSで放送している懐メロの番組くらいですね。
わりと最近この手の番組を多く見ますので録画して
当時の曲を時々楽しんでおります。
では『ヤマトタケル』が上演されていた当時、どんな曲が流行っていたか
並べてみました。
中森明菜さんの「DESIRE -情熱-」
北島三郎さんの「北の酒場」
少年隊の「仮面舞踏会」
小林旭さんの「熱き心に」
石川さゆりさんの「天城越え」
細川たかしさんの「さだめ川」
荻野目洋子さんの「ダンシング・ヒーロー」
テレサ・テンさんの「時の流れに身をまかせ」
石井明美さんの「CHA-CHA-CHA」 (順不同)
まだまだありますが、さすがに私の知っている曲ばかりで
安心しました(笑)
荻野目洋子さんの「ダンシング・ヒーロー」はこの後
大阪堺市の登美丘高校のバブリーダンスで一躍脚光を浴びましたね。
朝ドラ『ブギウギ』に出演している伊原六花さんが当時高校の
ダンス部のキャプテンで後年この曲のダンスで優勝したのは
記憶に新しいです。
私もこのバブリーダンス、映像で何回見せてもらったでしょうか、
何回見ても本当に圧巻です(笑)
登美丘高校、家人の実家の駅が同じでなんだか他人事のような気がしません
38年の時を経ても色あせない曲ばかり、スーパー歌舞伎
『ヤマトタケル』と同時代を生きてきた歴史ですね。