今日は夕方から2幕4場「走水の場面」の打ち合わせでした。

お芝居の前に波関係の動きを確認する作業。
本稽古でお芝居の場面と一緒に波の出入りや動きをお稽古すると
時間がかかりすぎてしまいます。

ですからあらかじめ、台詞の箇所箇所でどういう動きをするか、
その為には何人必要か? を決めて参ります。

お客様の見えないところで大人数が色んな動きを致します。

「走水の場面」だけではなく「焼津の火の精の戦い」「熊襲館の立ち回り」等々
お芝居と同時進行では大人数で時間のかかる場面をこれから潰していく作業ですね。

とりあえず今日は「走水の場面」で初演時の時に波長をしていた私に
お呼びがかかりました(笑)

何回も再演が繰り返された猿翁旦那から右團次さん喜多村緑郎さんのバージョン 
そして猿之助さんから隼人さん團子さん

世代を超えての『ヤマトタケル』その戦いが始まりました。