2024年1月1日に能登の大震災、2日にJALと海保の航空機衝突事故と、
年明けから大変な出来事がつづき、波乱な年の幕開きとなってしまいました。


海保の方々は救援物資を積んで北陸地方に向かわれる最中だったとか・・・・
その方々がほぼお亡くなりなられたのは実に残念です。

ですがJALの航空機はテレビ画面の大火災を見ながらも乗員、乗務員のみな様が
全員無事に脱出されたと聞き、不幸中の幸いと胸をなでおろしました。
本当に最悪な状況が考えられましたから・・・。

大きな事故や災害が起きるたびに、二度と起きてほしくないとは思うのですが・・・。
胸がざわざわするような出来事が続きました。



昨夜は気持ちをきり変えて初春大歌舞伎のテレビの中継を見ておりました。

ちょうど壱太郎さんの『京鹿子娘道成寺』はほぼ生中継で見る事が出来ました。
壱太郎さんとは昨年8月9月に『新・水滸伝』でご一緒した仲間のお夜叉。


『京鹿子娘道成寺』私もこの演目、何回関わった事でしょうか?

携わったの中村富十郎さん 坂田藤十郎さん 
所化として出演させて頂いたのは先代中村雀右衛門さん 
坂東玉三郎さん 中村勘三郎さん 坂東三津五郎さん等々、

別に猿翁旦那の『京鹿子娘道成寺』や『奴道成寺』にも何回も

花四天や所化に出させて頂きました。


色んな方で何回も何回も見せて頂いた『道成寺』の曲と踊り。

壱太郎さんの白拍子花子を見て「随分若返ったなぁ~、」と感慨を深くしておりました。
そしてきちんとした楷書の踊りに感心しました。

中日からは尾上右近さんと交替されるとか・・・。

こうやって歌舞伎の舞踊が歴代に続いて行く様子を見て

歌舞伎の深さを感じる日となりました。