朝のブログで「三十日に月の出る里も、闇があるから覚えていろ~」と云う
セリフがある歌舞伎の狂言は何でしょうか?と
問題を出しました(笑)
ですが正確には「里」ではなく廓ですから「廓(さと)」と書くのが正しいのでしょうか?
でも漢字の読みではで廓を「さと」とは云いませんよね。
それはさておき
答えは・・・
この歌舞伎のセリフはご存じ『曽我綉侠御所染(そがもようたてしのごしょぞめ)』
通称、御所五郎蔵(ごしょのごろぞう)と云う狂言の中のセリフですね。
「三十日に月の出る廓も、闇があるから覚えていろ~」
恋人の傾城から嘘の愛想尽かしをされて、啖呵を残して五郎蔵が花道を入る際のセリフです。
歌舞伎の主人公となるいい男はなんでみんな短気なのか?・・・(笑)
廓とはもちろん吉原の事。
廓言葉を吉原では(さとことば)とは云っていたようです。
今はもうその言葉は死語でしょうか?
お芝居の詳しい内容の事は割愛いたします(笑)
さあ、今日の三十日(みそか)を過ぎると明日はいよいよ大晦日です。
今年と云う苦しかった1年がやっと終わってくれます。
今日サイクリングがてら最後の買い出しに行き、お正月の準備は万端
確か、餅を買いに行ったはずが、カニを買い、タコを買い・・・
「連れて行ったのが間違いやった」
と云われてしまいましたが、年末ですからたまにはいいじゃないと
云う事にしておきます。
いつもは3つに2つか3つは「却下」と云われてしまいますが、
今日は云われませんでしたので、これも年末マジックですかね。
明日は朝から料理に忙しいみたいです。
と云っても私は何もせず、準備は家人ですが・・・(笑)
明日、家人は忙しそうですが、私は1日をゆったりと過ごしましょう。