さて、10月3日。
いよいよ今回の旅の最大の目的地、あまちゃんの縁の地、久慈に向かいます。
宮古から久慈までは1時間43分、三陸鉄道リアス線の旅を楽しみましたが、
こちらはあとでまとめて書かせて頂きます。

ちょっと飛ばしまして、久慈駅の到着から。


駅の中にあります「三陸リアス亭」でウニ弁当を購入しました。

ドラマでは、喫茶店&スナックですが、実際は立ち食いそば店?みたいな?

これ、一応数量限定ですので 前の日の朝に予約の電話を入れておきました
私が今回の旅でやった仕事は・・・これだけ(笑)

「食べたいなら自分で予約して」と云われまして予約の電話だけはやりました。
エヘン!って、電話番号まで調べて貰った状態ですので、
全然自慢になりませんが。

ドラマの中では夏ばっぱの「うに丼」として、まるい丼状のものが使われておりましたが、
実際は「うに弁当」でわっぱ弁当箱状のものです。
またこれが美味しい!!

本来なら、1人でひとつ食べたかったのですが、家人が「そんなにウニは・・・」

と云いましたので、少しだけあげて、後は私が平らげました(笑)


うに弁当も頂き、本格的に袖ヶ浜・・・ではない、小袖海岸に向かいます。

ドラマの中では、北三陸鉄道に乗ったユイちゃんが、袖ヶ浜海岸のアキちゃんに

手を振る場面があり、まるで駅のすぐそばに海岸があるような設定になっておりますが、

実際の久慈駅と小袖海岸は、6.5キロの距離があります。
調べましたら、徒歩1時間30分(笑)

バスもありますが、本数がなく行って帰ってはちょっと無理そうです。
かなりシミュレーションしたそうなのですが「無理」と判断。
家人が無理と云うなら無理でしょう。

ではどうするのか?
久慈駅から「観光タクシー」と云うのがあるそうで、
1時間、2時間と云った時間単位でチャーターが
出来ると云う事でした。

モデルコースがあったのですが、1時間のコースでは、小袖海岸滞在が設定20分。
では、2時間コースでは?となりますと、必ず小袖海岸ともう一つの観光地が

組み合わされてます。
もう一つの観光地をバタバタと短時間で見るよりは、小袖海岸をゆっくり見たいと

云うのが私たちの希望。

観光協会で少し相談しましたが、2時間で小袖海岸は時間が余る、無理。
そんなコースした人いないとの事。


では、運転手さんと相談しますね~と乗り込みましたが、

運転手さんも「そんなに見る所ないですよ」と、微妙な反応。

ま、とりあえず行って時間が余ったら考えましょう とスタートしました。

途中の見どころも、車を止めて写真タイムを設けて頂きました。
これは後程まとめて。


車内で、相談中「監視小屋はどれくらい大変ですか?」と聞きました所、

急な坂道を15~20分、健脚の人でも息が切れる との事でしたので、

私の足では無理かと諦めかけましたが・・・
「車で行けるギリギリのところで下ろしますので、そこから5分ほど降れば監視小屋、
帰りも降るだけで大丈夫なところまで 行きましょうか」
と、なんとも嬉しいご提案。

このコースは、さんざん調べた事前情報の中にも出てこなかったとの事。
さすがタクシーの運転手さんですね。
「時間もありますので、ゆっくり楽しんで来て下さい、下まで車回して待ってますので」
とのありがたい言葉。

こんな道を行きます。

ベンチ、あれ?ここって鈴鹿ひろ美が歌詞を考えていた処かな??

道は少し不安定ですが、アッと云う間に監視小屋に到着。
今でも夜間などに密漁がないかなどの監視に使われている場所らしく、
使用感に溢れておりましたので、周りの雰囲気だけ。

一番入れる所まで行きましたが、ここからは灯台は見えても、
素潜りの場所は見えませんね。

帰り道は急な下り坂で、湿った落ち葉もあり、手すりをつかみつつゆるゆると。

さすがにこの道は、歩いて登るのは私には無理でした。

下りきったところが、袖ヶ浜の集落として使われていたところ。


先日も出しました漁協前の坂道です。


1週間ほど前に終わってしまった 素潜り実演の地を見て、

今度は灯台の方に向かいます。

アキちゃんが海に飛び込んだり、若かった春子さんが落書きをした灯台の足元は
危険なので立ち入り禁止ですが、その下のあたりまでは 行く事ができました。


これも結構距離があり、ここまで行ったら設定20分での観光はまず無理でしょう(笑)


でも、近いとフレームに入りきらない夫婦岩や、海岸の様子も 

堤防からだと綺麗に見えます。

夏ばっぱがアキちゃんを海に突き落とした漁船も止まっておりました。

その近くには・・・

これ誰がこんなもの作ったのでしょう(笑)
思わず写してしまいましたが。


灯台から帰ってきたらもう出発から1時間を軽く超えておりました。
待ってくださっている運転手さんに、下ろしてほしい場所と、

それなら何時にここを出たらいいかを確認しまして、今度は小袖海女センターへ。


屋上からの風景や、

 


こんな所に!!!
と云う様な、びっくりするところにポツンと置かれている 

ドラマの小道具を楽しみました。

台本も閲覧できるように一冊おかれておりまして、これには大感動。


ギリギリまで小袖海岸を楽しみましたが、あれ「じぇじぇじぇの碑」って

どこにあったのだろうと思いながらタクシーに戻りました。


「じぇじぇじぇの碑見ますよね」と停めて頂いたのは、少し行った先の駐車場??
こんな所にあったのですね。


タクシーの運転手さん(女性でした)には、ほぼ「待機」だけの行程に

なってしまいましたが、
「本当にお好きなんですね、大抵皆さんちょっと見て満足されるのですけど」と(笑)

「ええ大好きです、10年前も、再放送も全部見ました!」と(笑)

すみません、ガチで(笑)

結局、2時間のチャーターでしたが、海岸線の見どころで停めてもらった以外は
監視小屋近くまで連れて行って頂き、その後は小袖海岸だけ(笑)
帰りは、駅を越えた所にある道の駅で下ろして貰いました。


小袖海岸で長くなりました。

これでも短くしたつもりなのですが、

この写真も載せたいと思い出すとキリがありません

 

3日目の後半は 明日に回します。