歌舞伎座『8月納涼歌舞伎』「新・水滸伝」もいよいよ

千穐楽のゴールが見えて参りました。
そしてその後は少しお休みを頂いた後、京都へ参ります。



前回の京都南座公演は何回も書いています通り2020年3月の
スーパー歌舞伎II「オグリ」でしたが、コロナのために全公演中止。
悔しい思いを致しました。

来月はそのリベンジ公演のようなものですが、まだまだ暑い中での京都。

京都って暑いよ・・・な。

あれ?暑い時期に京都に長くいた事あったっけ?

 

 

前回9月に京都に来たのはいつか?ちょっと調べてみました。

2012年や2014年9月には巡業公演で1日だけ
京都春秋座に来ておりますが、本公演はと云うとなんと1987年まで
遡ることになりました。


この時に上演したのが『南座スペシャル(三代)猿之助のすべて』と銘うちまして

Aプロ 

「ヤマトタケルの熊襲館」 「コックドールの3幕目、王宮広場」 
「義経千本桜の大物浦」 「吉野山」

Bプロ 

「ヤマトタケルの熊襲館」 「コックドールの3幕目、王宮広場」
「義経千本桜の大物浦」 「四の切」

Cプロ 

「敵討天下茶屋聚」 「連獅子」 「武悪」

この3つのプログラムを1週間ずつ上演すると云う特別公演でした。

以前にも書きましたが、このころは本当に「ヤマトタケル」と「義経千本桜」で

ほぼ1年の半分が埋まっていたと云う時もあったくらい。

 

海外公演も頻繁だった時ですね。
 

そしてこの公演の2年前 1985年9月の「菊宴月白浪」。

実にそこまで遡って、それ以来の9月南座公演です。



その間、京都造形大の授業や巡業などで訪れた事はありますが

ホテルと春秋座の往復だけ。それもほぼタクシーでした。
久しぶりに、京都の夏を体験する事になります。

京都の残暑は厳しいでしょうね。

しかし9月の京都に「新・水滸伝」の上演が大成功すれば
新しい歴史の始まりかも知れません。