八月歌舞伎座の「新・水滸伝」梁山泊軍には暴れ者の野郎たちばかりではなく、
ひと癖もふた癖もある女性のあばずれたちも集合しております。
その親玉は姫虎とお夜叉ですがもう一人、女性陣を束ねている姉御格が文杏姐さん
独龍岡に捕まった林冲、王英、お夜叉を助けに行こうと云う中
宋江以下慎重な構えを見せる男性陣を差し置いて女性陣が先に立ち上がります。
その筆頭が文杏姐さん 演ずるは我らが姉御 段之さん
「男供はほっといて女だけでも殴り込もう」と云う啖呵に
男性陣もたじたじとなっております(笑)
その存在感は楽屋うちだけではなく舞台でも遺憾なく発揮されておりますね(笑)
助け出した後も敵方の青華を介護して心を開かない態度にプチ切れして
「ただのおばさんと思ったら大間違いだよ!」と
威勢のいい言葉に青華も真っ青。
でも心優しさも見せるいい場面となっております。
まさに文杏姐さん=段之姐さんですね(笑)