2018年のNHK大河ドラマで「いだてん」と云う作品がございました。
東京オリンピックを記念した作品でマラソンの金栗三四さんを中村勘九郎さんが
好演されておりました。

この「いだてん」ってどういう意味かご存じですか?
漢字では「韋駄天」とこう書きます。

仏教において天部に属する神なのです。

捷疾鬼(夜叉)が仏舎利を奪って逃げ去った時、これを追って取り戻したという俗伝から、
よく走る神、盗難除けの神として知られていて、転じて、足の速い人の例えにされています。

歌舞伎でも誰かを追いかける時、鳴り物と共に「韋駄天走り」と云われる走り方で
花道を引っ込むことが多いですね。

今月の「新・水滸伝」にも梁山泊のひとりで「韋駄天」と呼ばれている人物が居ります。
敵陣(朝廷軍)の内部まで潜入していち早くその情報を仲間に知らせてくれます。

お役柄彼が登場する場面は走ってばかり(笑)

その韋駄天をのお役勤めているのは段一郎さん


 


以前にも書きましたがお兄さまは元将棋の名人位であられました。

韋駄天が登場すると何かが始まります(笑)