昨日、大相撲の話題を書かせて頂きましたが、横綱照ノ富士関が翔猿関に敗れ、
連敗を期したところで今日から休場となってしまいました。
今日から大関霧島関が出場と云うのに残念ですね。
昨日の熱戦の折、だいぶひざか腰が悪そうに見えたので心配しておりましたが、
やはり不安は的中してしまいました。
私でも膝が痛いと立ち回りもできないのに、相手の力と全体重がかかるのですから
その負荷は私などの比ではありませんね。だいぶ悪いのだろうとお察しします。
しかしやはり横綱の土俵入りが無いのは寂しい限りです。
新大関と関脇陣がこのあと土俵を盛り上げてくれる事に期待致しましょう。
さあ、明日から「新・水滸伝」のお稽古が始まります。
「菊宴月白浪」の公演が終わってからですので、帰宅が何時になるかわかりません
ブログもちょっと不規則な状況になると思います。
実はこの「新・水滸伝」猿翁旦那が病に倒れられてからの後に
21世紀歌舞伎組のために書かれた脚本でして、猿翁旦那は
この舞台には立たれておりません
三代猿之助四十八撰としては珍しい作品で初演は2008年8月
小劇場のル・テアトル銀座で上演され、時間も1幕物1時間半ほどの小作品でした。
ですが評判がよく2011年6月中日劇場で再演の折、2幕物に書き直され
この時に大立ち回りや大凧の宙乗りも取り入れられお話も随分変わり
大スペクタクル作品に改編されました。
そして2013年8月と2015年8月に大阪新歌舞伎座にて再演、再再演を重ねました。
ですから来月歌舞伎座でこの「新・水滸伝」の改良編が東京で上演されるのは初めてなのです。
まして歌舞伎座です(笑)
私たちもまさかこの作品が歌舞伎座で上演される事になるとは夢にも思いませんでした。
明日からは歌舞伎座用として新たな場面も加えられるために色んなところを修正しながらの
お稽古となりそうです。
8月の「新・水滸伝」もどうぞご期待くださいませ。