今日の休演日はうちでゆっくりしておりました。
映画でも行こうかな? とも思ったのですがうちで映画を見る事にしました。
見た映画は先日地上波で放送された松竹映画『引っ越し大名』の録画でした。
主演は星野源さん 高橋一生さん等々。
幕府の命令で姫路15万石から九州日田へ減封されて7万石になるお家のお話・・・。
そのてんやわんやの引っ越しの騒動を面白く描いておりました。
松竹はわりとこの手のコメディ時代劇映画多いですね(笑)
もうすぐ公開される『大名倒産』に以前にも2部作で公開された『超高速参勤交代』シリーズ。
他にももろもろのコメディー時代劇がありますね、松竹独自の路線です(笑)
今日見ていて大名の国替えと云うのが実際あった事を思い出しました。
徳川家康も豊臣秀吉に三河から関東への引っ越しを命じられております。
また上杉謙信が存命の時は越後120万石、その養子の上杉景勝の時代になり
豊臣秀吉から会津移封を命じられ石高はそのまま120万石でしたが、
越後から会津の引っ越しは大変だったでしょうね。
今日の映画を見て想像してしまいました。
ただ五大老であった上杉景勝が関ヶ原の合戦の時に石田三成方となって
徳川家康の怒りを買い米沢30万石にまで減封されます。
さらに四代藩主上杉綱勝に世継のないまま急死してお家断絶の危機となりますが、
母方の縁から養子を迎え上杉綱憲となり、なんとかお家存続となりますが、
またまた減封され15万石となってしまいます。
この上杉綱憲こそ『忠臣蔵」で有名な吉良上野介の実子なのです。
かっては120万石、それが30万石から15万石になってしまった上杉家。
たくさん失職した武士も多かったんでしょうね。
今日の『引っ越し大名』を見ながら当時の武士もサラリーマンの会社みたいに
大変だったんだあな~、となんだか共感してしまいました(笑)
ありえないようなお話の様で実際はあったのかも?
と納得してしまいました(笑)