昨年の3月は歌舞伎座で『新・三国志』を上演しておりました。
私のお役は博多座と同じく周倉でした。

28日が千穐楽でしたから、やっと先が見えてきたかな?
と思えるくらいの日々でしたでしょうか?


あの周倉から、まだ1年しか経ってないなんて、信じられません
一昨年か、その前か・・・もっともっと昔の様な気が致します。

いつでしたっけ、途中でこの演目が 翌年に博多座に行くらしいと云う事を聞き、
久しぶりの博多座の舞台を楽しみにしておりました。


それから、私自身のコロナ感染、歌舞伎座での上演中止。
翌8月の色んな演目では、休演者が続いたものの、代役代役の不思議な綱渡り公演。

そして、個人的には義母の入院や手術、私自身の目の不調。足の不調。


色々な事がありすぎました(笑)



そして迎えた博多座の再びの周倉。

今年の2月の博多座は多少出番が増えたとはいえ、千穐楽は果てしなく遠かったです。
去年の周倉を演じていた頃からは、1年後の同じ3月に、こんな事になっているなんて。
今の状態は想像すらできませんでした。


ですが、1年後ではなく今の1ケ月後には、明治座でのお役渡しを頂き
いい状態で出演できる事を皆様にご報告したいですね。


あの頃は足が痛くて大変だった。
歩かれへんかったなあ。
杖が友達やったなあ。

早くそう思える、そう云いながら笑える日が来るといいなと思います。


少なくとも、今こう思えます。

目ってこんなに見えるんだ。
テレビってこんなに綺麗に見えるものだったんだ。
空綺麗だな、桜が綺麗だ。


今年、実は免許更新なのですが、前回までは裸眼ギリギリ。
多分、今回は無理だと思っていた視力検査が、たぶん楽々クリアです(笑)
これは嬉しい変化ですね。

なかなかバイクに乗る機会はないと思いますが、それでもずっと裸眼だったのが
限定がつくのは残念に思っておりましたので、これはいいタイミングでした。


そう考えますと、少し前向きに次の手術にも臨めるように思えます。

あと1週間あまり、気を引き締めて迎えられるように頑張ります。