今は病院通いの合間に生活しているような、そんな状態(笑)
ですが通っている日でさえ、1日のうちのほとんどが自由時間です。
昨日の無茶事件のように たとえ用事が増えてもする用事があるのは
うれしいですね。困るのは時間があるのに何をしようか?と考える時。
もちろん絵も描いたりしたいのですが、現在の視力ではちょっと荷が重く、
また、家の整理をしたりする事には足に負担がかかりすぎてしまいます。
なんだか言い訳のようですが・・・(笑)
テレビも午後はつまらないし、そこで活躍するのが映画の録画や配信でしょうか?
アマゾン・プライムビデオで昨日はギリシャ神話を題材とした奇想天外な物語
『タイタンの逆襲』を
今日はこれもファンタジーな『インクハート』と云う作品を見ておりました。
どちらも現実的にはありえない事ですが、こう云った夢のような作品は
見ていても疲れませんね(笑)
最後はどちらもハッピーエンドでした。
今の特撮CGは改めて凄いですね~、でも凄いのですが凄すぎて
何でもできてしまう感がつまらないです。
どうせCGなんだからとハラハラ感が起きないのです。
昔の特撮は「これ、どうやって撮ったのだろう?」みたいなチープ感が面白かったです。
映画ですと、スクリーンと云う別の違う世界。
そこに行くと舞台での、例えば『ワンピース』だったりしますと人間が登場するだけで
お客様に現実感が漂って参ります。
そこから始まったスーパー歌舞伎IIを追いかけてくる作品も多く登場しましたね、。
『風の谷のナウシカ』や『ナルト』
明後日からは歌舞伎としてゲームの『ファイナルファンタジーX』も3D劇場で上演されます。
7月にはやはりゲームの『刀剣乱舞』が、そして来年にはアニメの『鬼滅の刃』も・・・。
歌舞伎がアニメやゲームにまで手を伸ばすのは皆様のご意見の是非もありますでしょうが、
どちらかと云いますと、アニメやゲームの方が、実写化と云う試みの中に
「歌舞伎」という選択肢が入ってきたように思えます。
少し前では、考えられなかった流れではありますが、
歌舞伎なら、歌舞伎役者ならこの世界観を造り出してくれるだろうと思われたとすれば、
歌舞伎の世界に生きるものとして、ある意味認められたような気もします。
それはそれでよかったのかも知れません。
歌舞伎がやって来た事が、他の分野からも注目されたと思いましょう。
江戸時代から歌舞伎はその時代に反映したものを取り入れて参りました。
江戸から明治への新歌舞伎、明治から大正昭和、そして戦後、
歌舞伎は色んな所で色んな時代で岐路に立っております。
平成から令和の時代、コロナと共に上演しなければならなくなった歌舞伎も今
岐路に立っております。
奇想天外な映画を見ながら歌舞伎の岐路を考える時間も楽しいものです。