今日は15日、お正月からはや1月も半分が過ぎてしまいました。

2ヶ月あった私のお休みも段々2月のお稽古日が近づいて来て
寂しさを感じ得ません(笑)

大相撲初場所も本日が中日、横綱が休場して大関貴景勝関が
孤軍奮闘で頑張っていますね。

今回は関脇以下の役力士と幕内上位陣が星をつぶし合って
なかなか抜け出る力士がおりませんね。

ですが貴景勝関が崩れるとまたもや混沌とした場所になりそうです。


大横綱と云うとみな様は誰の名が浮かばれますか?

昔の事を云うとまた笑われそうですが、父の時代では双葉山(笑)

私の時代だと栃錦 初代若乃花 大鵬 北の湖 千代の富士
貴乃花等々でしょうか?

横綱は最高位でその責任を果たしていた事は
かなりの重圧だったのでしょうね。

現在は横綱不在の時代で次にこの人たちを抜くような
大横綱は誕生するのでしょうか? 難しい時代です。


歌舞伎の世界でも時代と共に今までに名優と云われる方が
たくさん居られ そして亡くなられました。

歌舞伎座の4階の亡き名優たちの写真を拝見する昔の方はともかく
なぜこの人が? と云う方までもが掲示されているのが辛いですね。

大横綱や名優は一朝一夕には誕生いたしません

幸いと云っていいかどうかわかりませんが、コロナ禍のために
歌舞伎も上演日が今までに比べ極端に少なくなって参りました。

以前に比べれば公演中の私も体がだいぶ楽になって来た訳です。


若手の人たちはその中で日々のお稽古もしながら公演に備えて行く
体力をつける必要もございます。

そして若手に期待しながら育って行く過程もゆっくり見守るしかありません

これから名優と呼ばれる方々も体の方は大事にして頂きたいものです。