今日は東京も寒い1日でした。 朝からスッキリせずに曇り空、昼くらいには
いつ雨が降り出してもおかしくない空模様に・・・。

そんな中、うちに居っぱなしも運動不足になりそうですので
午後から少し遠い処にある100円ショップまでお散歩がてら往復しました。

別に買い物は間に合っているのですが、目的の場所がないと散歩がしづらいので、
結局どうでもいいものを買ってきました(笑)


それから少し、篠原演芸場で踊る演目のおさらいをしまして夕方からは
先週に続いてNHKの番組を見ました。

当然、勘九郎さんの『忠臣蔵狂騒曲 中村仲蔵』です。
以前BSで放送された時は前半を見逃してしまい、悔しい思いをしました(笑)

今回は先週と今週 しっかりと録画予約もしてリアルタイムで鑑賞しました。

歌舞伎役者が演ずる歌舞伎の物語、当然自然体で演じられていますね。

七之助さんや松也さん 中村屋ご一門も随所に出ておられます。

しかし他の役者さんの「歌舞伎役者の役」はよくやっておられるのですが、
やはり少し違和感があります。 

所作だけではなく、顔 いわゆるお化粧が 実際に自分で毎回行い

舞台に立っている歌舞伎役者と、おそらくメイクさんにやってもらった方との差が

大きいのでしょうね。

歌舞伎と云うのもは難しいものだと改めて実感致します。

今日は一旦芝居小屋から離れた仲蔵が再び歌舞伎の舞台に復帰しますが
周囲の妬みから役も付かず、ついた役も周りの役者仲間から
散々な目にあわされます。 

ですが裏方ばかりの仕事から歌舞伎の史実にもあります
「仮名手本忠臣蔵五段目」の定九郎役での見事な復活、
そして大名題への出世階段を昇り詰めるお話。

藤原竜也さんの定九郎のモデルの侍も恰好よかった。

知っているお話ですが見ていてワクワクしました。
上白石萌音さんの仲蔵の女房お岸も適役でしたね。
それにしても三味線のうまい事・・・前も驚きましたが
今回も脱帽です(笑)

時代劇が少ない中、時代劇でそれも歌舞伎のお話、
再放送とは云え存分に楽しませて貰いました(笑)