今日は11月歌舞伎座『十三代目市川團十郎白猿襲名披露公演』のお稽古初日でした。
今日のお稽古は「祝成田櫓賑(いわうなりたこびきのにぎわい)」
だけのお稽古でしたので、そんなに時間はかかりませんでした。
ま、楽屋の化粧前準備に行ったようなものです(笑)
今までは公演が三部に分かれており、出番もそれぞれだったので、
人と人の接触があまりないように配分されておりました。
しかし今月からは昼夜公演。
久方ぶりに同じ場面での出番の人たちが大勢居ります。
従いまして楽屋での待ち時間も多数の人が居り
自然と会話も弾みます。
もちろん楽屋ではみんなまだマスク着用ですがそれでも仲間がいると
楽屋の雰囲気も違います。
今月はおもだかや一門だけではなく色んなお家の人との合同楽屋です。
普段三階の二人仕様の名題部屋も、幹部さんが三、四人で入っていたりします。
従いまして本来の名題連中の楽屋に入っている人数はいつもより多いです。
でもこれはコロナ前に戻ったと云う事で嬉しい限りですね(笑)
廊下を挟んでの名題部屋もかなりの人数の名札がかかっております。
今までは広い楽屋にただ一人、と云う事もありましたので寂しかったですね(笑)
明日からは本格的なお稽古の開始なのでまたまた人数が増えて参ります。
人数が増える事がなんだか嬉しくなるお稽古始めでした。