今日はちょっとお芝居のお話を離れまして思いついた事を・・・

今月は夕方からの出勤ですのでお昼にはたっぷり時間がございます。
家人も仕事の日が多く私はそこでお昼はゆっくりとテレビ三昧です(笑)

今年のお正月、清水の舞台から飛び降りたつもりで買いました
55インチ大型テレビ、狭い和室6畳の部屋にデ~ンと居座っておりますが
やはり大画面は迫力がございます。

そこでふと思いました。

私の子供の頃は高津町に移る前はアパート暮らしでまだテレビもないラジオの時代でした。
祖母とラジオで「サザエさん」や「漫才・落語」やラジオドラマを
聞いておりました。

最近の朝のテレビ小説ではそう云った場面も多かったですね。
私もその時代でした。

それがブラウン管テレビの白黒の放送が始まり、うちにテレビが来ると
アパートの人たちがうちの部屋にテレビの放送を見に来るのが
恒例となりました(笑)


画面はせいぜい16インチくらいでしたでしょうか?
私は「月光仮面」などに嵌りテレビってすごいなあ~と思っておりましたら、
その後カラーテレビになり、ステレオ放送が始まりブラウン管テレビから
液晶画面となりあれよあれよと云う間に55インチでも薄型の液晶4Kや
有機ELテレビになりました。


こう考えますと私の年代がいろんな電化製品の進化を
目の当たりに見て来たのではないでしょうか?

ダイヤル電話から現在のスマホまでの進化は以前にも書かせて頂きましたが、
例えば洗濯機、私の子供の頃は洗濯層はひとつで回転して洗濯して
その水を抜き改めて水を入れてすすぐだけで終わります、脱水なんてありません

洗濯ものを絞るのはローラーが2つ付いている部分に挟み絞り出します(笑)
こんな装置今の若い方はご存じないでしょうね。

それが二層式洗濯機になって脱水機がつき、今は一層式でスイッチを入れれば
全自動で水を入れ替えるのから脱水までやってくれます。

冷蔵庫も当時は氷屋さんから氷を買い、箱形の冷蔵庫の上の部分に氷を入れて
その冷気で冷やすものでした。従いまして電気は使っておりません

それがワンドアの電気冷蔵庫となり冷凍庫もついてツードアとなり
今は4~5ドアが当たり前。かってに氷まで作ってくれます。

これだけのいろんな電化製品の進化を全部見ているのは
私の年代くらいでしょうね。

世の中は本当に便利になりました。確かに便利にはなったのですが
以前のひと手間かかる製品もなんだか懐かしいですね。

手間がかからない分、ひとは何かを忘れてしまっているような・・・。
進化していないのは人ではないか・・・と。

お昼にテレビを見ていてそんな事を考えてしまいました。
暇ですね~(笑)