今日はちょっとやむを得ない理由で 予定を変更しまして

大阪市内に2泊する事に致しました。
 

朝、京都を発ちまして大阪で家人と合流。

1週間に1度まとめて見ております 藤山直美さんの「芋たこなんきん」の

舞台でもある天神橋筋商店街でお昼を食べその後ある処へ参りました。

それは「芋たこなんきん」の資料提供と云うタイトルで出て参ります
『大阪市立住まいのミュージアム(大阪くらしの今昔館)』


なんとなくタイトルバックで見るたびに 毎回気になって居りまして

「この機会にちょっと寄ろうか?」・・・と行ってみる事に致しました。

 

まず入ってすぐ、足元にはこんな地図がありました。

 

しばらく夢中になって、地図を見続けました(笑)


古い大阪の地図(大正時代)ですが、私が小さかった頃に住んで居た高津町の

まだ川があった時代。

その懐かしい川が、地図上には表示されております。
また、地名は残っておりますが、川がなくなるのと同時に無くなってしまった磐舟橋。

ここの小学校が元高津小学校で現在の国立文楽劇場が建っている場所です。

そしてかって私が住んで居た高津町のうちがあった場所あたり・・・。

 

この写真に載っておりますクランク状の川は、当時私たちは

「いわふねがわ」と呼んでおりました。

今はもうとっくにありません。

 

私が住んで居た時には、道頓堀川の支流にあたるこの川が、家のすぐ近くを

流れておりました。
 

時代は違っておりますが、懐かしい川とその近くの路地。

私の思い出の町の姿が地図上にありました。

 

ここの字の所にある煙突はおそらく銭湯。

記憶の中では、確かにこのあたりに銭湯がありました。

 

戦争を経ておりますので、全く同じなのかはちょっとわかりませんが、

それでも、今現在の姿よりもはるかに近い街並みに感動いたしました。

 

 

また私が幼い時に通っていた道仁小学校(今はありません)も

地図に載っておりました。

 

なんか無性に嬉しくなりました(笑)

流石に私の子供の頃には、川をこんなチョキ船の様なものが通っていたことは

無かったと思いますが(笑)



戦後から何十年とあったものがここ最近で町も随分変わったものですね。

 

みな様のよくご存じの場所では、昔の道頓堀。

ブログでも、少し前に書かせてもらった事もありました。

松竹座の斜め前、戎橋のたもとには今も交番がありますよね。

大正時代から同じ場所です。

 

この地図は本当に見飽きませんでした。



規模はそれほど大きくなく、しかも現在は改装中で少しの場所しか見れませんでしたが
なんとなく懐かしく嬉しいミュージアムでした。

そしてホテルへ入り夕飯は例によってコロナの影響でここ3年間
行く事の出来なかったご贔屓の粉もん屋「三よ志」へ。

 

松竹座に出演予定の段之さんと、たまたま通りがかって、段之さんに拾われた翔三さんと合流

つかの間の美味しいご飯です。

 

 

 


久しぶりに大阪の休日を楽しんでおります。