歌舞伎座『八月納涼歌舞伎』の第3部「弥次喜多流離譚」は奇怪ナ島から始まりますが、
ここで弥次郎兵衛と喜多八は3年間過ごしていたと云う設定。


ネタバレですのでよろしく。




そこで喜多八はある事情で海女と祝言を上げようとしておりました(笑)

そのお相手が千鳥



ご存じ段之姐さん(笑)

なぜか白髪で老女となっております(笑)

祝言を上げようとした矢先大きな船が見えて弥次郎兵衛と喜多八は
救助の船かと思いますが・・・。

この船、実は海賊船で結局二人はこの船を乗っ取って海賊のお宝物を盗んで
長崎まで帰って来ると云うとてつもないお話・・・。


舟が去る時千鳥と別れ「未来で・・・」と約束しますが、
どうもその場限りの様で・・・(笑)

この千鳥ですが、眼鏡をかけております。

この眼鏡、みな様見覚えはありませんか?

そう、スーパー歌舞伎II『オグリ』の時に私がホヤ婆でかけていた
牛乳瓶底レンズの眼鏡です(笑)

初日近辺は普通の老眼鏡だったそうなのですが、猿之助さんが
「ひとみ婆さんの眼鏡にして・・・」と注文が入ったそうです。

大詰めでは競売人、芳沢綾人が使っているオークション・ハンマーは
『ワンピース』の時に私がディスコで使っていたもの・・・。

私のふたつの小道具が大活躍しております(笑)


段之さんの老千鳥同様、小道具もやはりかなりインパクトがあったのでしょうね(笑)

ご観劇の時には小道具にもお注目を・・・。