今日の出勤時間はちょうど台風の真っ只中でした。
ですがそれほど雨風も強くなく最寄りの駅まででしたが、
わりと普通に行けました。

その後、歌舞伎座までは地下鉄&地下鉄で楽屋口までは濡れずに
インドアで入れますので楽なのです。

帰りはもう台風もピークを過ぎて去って行きましたので、
傘も要らずでした。



雨には濡れませんでしたが、今日も舞台ではびしょ濡れでした(笑)

おまけに今日は、踏んづけられました。


もうこの場面は幕直前はてんやわんや

誰やねん、踏んだの、猿之助さんか?と思いましたが、

どうやら幸四郎さんだった模様


なにすんねん(泣)



これは、毎日覚悟をしておいた方がいいかも・・・です(笑)



引き続きまして、今日も大詰めの場面の出演者のネタバレです。

気になる方はご注意ください。

 




そしてキャラクター色々 その3は大詰めのオークションでのバイヤーの一人、
私の親友で門松さんの通人鴉暁。




この通人と云うお役は歌舞伎独特ですね。

意味の解説ノートに通と云うのはある意味「粋(いき)」と云う事で
「恰好や態度がさっぱりと垢ぬけていて、自然な色気がある事」とございます。


『助六』の股くぐりや『乗合船恵方漫才』などに登場致しますが
なかなか難しいお役です。

ちなみに私も、昔勉強会の若鮎の会で『乗合船恵方漫才』が出ました時に

勤めた事がございます。


なんというか、本当にとりとめのないお役というか、掴み所がないというか、

若かった事もありますが、とても難しいお役でした。


演技しようと思うと思うほど、ズレていくと言う感覚。

どれだけ秀太郎さんに指摘されたことか


それも、核心をついてくれない指摘だけに、迷いました。


難しいお役です。


そんな通人をつとめられている門松さん


オークション場面でも喋る言葉が独特で江戸時代にはこう云う人が
本当にいたのでしょうか?

洒落者の門松さんにはぴったりのお役です(笑)