またまた暑い猛暑日が帰って来ましたね。

それが今度は関東から西は猛暑日が1週間以上もつづくそうです。
外を長い時間歩いていると私は体力的にこれは持たないですね。

ほとんど劇場と自宅の往復だけになりそうです。
ただありがたいのは出勤時間が夕方からなので
多少は気温も下がりますでしょうか?

とにかく夏バテしない様にしなければなりませんね。
とは云えコロナの自宅療養期間が終了してまだ10日目、どこかしら疲れやすく
記憶力もかなり低下しており毎日の台詞がヒヤヒヤの状態です。

ですがお芝居の面白さに私も助けられております(笑)

 

 

今日もネタバレですので、以降はご注意くださいね。

 

 



私も本水の大滝の場面には役人二輪草三郎として出ておりますが、
私一人それほど水には濡れないで済んでおります(笑)

お稽古の時には猿之助さんから「かなり濡れるから・・・」みたいに
脅かされましたが・・・(笑)

ですが一応、私の二輪草三郎の衣裳、水濡れ対応にはなっております。

舞台横でみんながずぶ濡れになっての立ち回りを涼しそうだな~、と
うらやましく見ておりますが、もう私の年では立ち入らない方がいいかも?です(笑)



そして大詰めはオークションの場面、バイヤーの一人茶人の宗晃として出ておりますが、
あとのバイヤーの人たちも面白いキャラクターなのです。

今日はそのうちの一人を紹介いたします。

亀屋鶴次郎の片岡孝志さん




モデルはもちろん『封印切』の忠兵衛ですね(笑)
あるものを競り落とした時には懐から小判の封印を切りそうです(笑)

このお役は云わずと知れた上方系のお役で

孝志さんは仁左衛門さんのお弟子さんです。

はんなりとした風情ともちろん台詞も如何にも上方風で

台詞まわしもやはり師匠に似て来るのでしょうか? 

仁左衛門さんそっくりです(笑)

 

 

ちなみに孝志さんはかの有名な国立劇場の9期生のお一人。

おもだかや一門では、猿四郎さんと同期。

新派の河合雪之丞さん(春猿さん)や喜多村緑郎さん(月之助さん)や

中村芝のぶさんなどなど。活躍されている方の多い期ですね。



私、孝志さんとご一緒の舞台は何年ぶりでしょうか?

楽屋が一緒だったのは2018年6月の博多座で幸四郎さんの
襲名披露公演の時だったでしょうか?

ただこの時は同じ舞台には立っておりません
今月本当に大きく久しぶりに舞台でご一緒させて頂きました。

『弥次喜多』のようなお芝居でないと、こう云ったキャラクターのお役は
回って来ませんがこれは絶好のチャンスでしたね(笑)

まだまだ今後も個性のあるキャラクターが登場します。
お楽しみに・・・(笑)