今日は『弥次喜多流離譚』のお稽古は夕方からですので終了時間はわかりません
ですから今日はちょっと早い時間のブログのアップです。



どうもコロナの感染者の増加が続いておりますね。
かかった私が云うのもなんなのですが、もう誰がかかっても不思議でない
そんな状態になって来たのではないでしょうか??

で、療養期間についての必要なもの、先日も書かせて頂きましたが
後から気がついた事など、もう少し詳しく書かせて頂きたいと思います。

今回、10日間の自宅療養を致しまして、こんなものが必要だったとか
足りなかったとか、どなたかの備えのヒントになればと思います。


まず、我が家では私が陽性になり、家人が陽性になるまでの2日間は

家庭内隔離をしたことになります。
陽性とわかってから帰宅までの1時間と少しの間に、家人により全てが整えられていて
私は驚くとともに、ただただ 大人しく部屋にこもりました(笑)

2日間生活空間を分け、24時間自宅でもマスクをし、やむを得ず
トイレに行くときには距離を取り。。。と云った生活。

おそらく今はリスクのある方でも、すぐに入院やホテルも難しいと思いますので、

自宅内での隔離をせざるを得ない事も多いかと思います。

 

私のかかった当時は、たとえ無症状だったとしても 隔離の措置をしているか

していないかで、濃厚接触者の待機解除期間が 随分と違っておりました。

(今は軽減されたでしょうか?)

ただ、明確な「隔離の措置」が何なのかは都のHPにも区のHPにも

明記されていなかったらしく、「やれることは全部するしかない」

という状態だったそうです。

 

ま、このあたりはあくまでも後から聞いた話で、私は自分の陽性の事で頭一杯。

全くそこまでの頭は回っておりませんでした。


共有空間からはすべてのタオルが撤去され、キッチンペーパーと
消毒液が置かれました。
キッチンペーパーはある程度の買い置きがありましたが、それでも
結構使いました。

後は、ティッシュペーパーも箱単位で消費(笑)

部屋には多めのゴミ袋、使い捨ての手袋、洗い物を減らすための紙コップ。

さらには私の着替えが大量に箱に入れておかれており、汗をかくたびに
着替えておりました。
タオルも一日に何枚使った事か。
うちは普段からかなりの枚数のタオルが常備してありますが
それが本当にフル活用でした。

汚れものは、トイレの時についでに私専用の袋に入れて行きました。
洗濯も分けていたと云う事でしたが、私の洗濯ものばかりだったと思います。


我が家にはたまたま複数の体温計がありましたが、隔離の際には人数分
あった方がいいですね。
細かい所では、歯磨き粉。

これは予備がなかったのですが、小さいサンプルが
たまたまありましたので、事なきを得ました。

今後は予備を必ず常備しておこうと決めたものの一つです。

ヘビーローテーションしましたのは、保冷剤。
隔離されていた和室には冷蔵庫がない状態ですので、クーラーボックスに

飲み物を入れて 保冷剤で冷やしておりました。

また、夜は熱が出てしまいましたので、氷枕代わりにも使っておりました。
大きめの保冷剤を凍らしては使い、また次のものを冷やし・・・

冷凍庫を圧迫しますので、一度大量に捨てたのですが、今回はギリギリでした。


また、飲み物も困りました。
家では、基本コーン茶を沸かして、それを500mlのボトルに分けていれて
冷やしております。

毎日2~4リットル、1~2回沸かしているのですが、熱が出た事に加えて、

大量の汗もかいておりましたので、脱水予防にかなり飲んでました。
毎日3回沸かしていたそうです。
お陰で、コーン茶のパックの在庫が心もとない状態。
こればっかりは、お店に行かないと買えませんので、無くなったらどうしようと
ちょっと焦りましたね(笑)

途中からは、ルイボスティや緑茶のティーパックも駆使しながら、

お茶を沸かし続けていたそうです。


お茶を沸かす習慣のない方は、かなりの量の飲み物の備蓄が必要かも
知れません。

と云うよりも、沸かす想定をしておいた方がいいかも知れません


飲み物と云いますと、先日も書きました東京都のサポートで食料と共に
色々なものが送られて参りました。

うちに届きましたのは、100%の野菜ジュース、アイスコーヒー、カルピス
スポーツドリンク、そして甘酒(笑)
隔離突入時点で 家には、アルコール以外はお茶と少しのスポーツドリンクしか
ありませんでしたので、これは助かりました。


ただ、このサポートも感染者の増加により、いろいろと対象が見直され、
現在では東京都では 食料を届けてくれる人が居る家庭や、
ネットスーパーを使える人は、対象外になってしまっております。
今では、おそらく我が家はネットスーパーを使おうと思ったら使えますので
対象外になってしまうのではないかと思います。

ですが、陽性判明の翌日に申告して、その次の日には届けて頂けたので
本当にありがたかったです。


飲み物と云いますと、数日はお茶などでよかったのですが、途中から
私は猛烈に炭酸が飲みたくなってしまいました。

残念ながら、炭酸飲料は家には常備しておらず・・・届いた中にもなく、
しばらくたってから食材の注文と一緒に、強炭酸水を箱買いしてしまいました(笑)
炭酸ジュースも少し。

なぜか、食べ物よりも、飲み物に振り回された自宅療養でした(笑)


自宅にあってよかったものは、解熱鎮痛剤、おでこに貼る冷たいジェル
のど飴、喉のスプレー、うがい薬。

この辺りは、絶対に切らさない様に常備したいと思います。

鎮痛剤も一応家人は今在庫不足の物を処方して頂いていたのですが、

それを飲んでも熱が下がらず、むしろ上がってしまったために、

結局普段飲み慣れているものを飲んだりしてました。
 

また、家人は喉の状態がよくなく、数日はつばを飲み込むのも大変だったとか。

「ガラスの破片を飲み込んでいるみたい、夜中も唾をのむ痛さで起きる」

と云っておりました。

今回のコロナは喉に来る人が多いようですし、なかなか通販でも買いにくい
物もありますので、あってよかったと思います。

のど飴は、家人の友人がとてもよく効くものを途中で送ってもくれました。
助かりました。

食べられない時のゼリー状の栄養補給にも助けられました。



ある程度はあるけど、備蓄を心配したものは、食器洗剤、洗濯洗剤、柔軟剤
トイレットペーパー、
どれもたまたま、少し前に切れかけていたため 補充しておりましたので

何とかなりましたが、今後は無くなる前に早めに買っておこうと思いました。

ついつい、まだあるからと後回しになっているものもありますので、

早め早めの行動ですね。

たかが10日、されど10日でした。

家人のシャンプーとコンディショナーは早いうちに切れてしまい・・・
困ったみたいです。
無くなる前に買っとかなければ・・・と云いながら私のものと旅行用のを
使っておりました(笑)


食料は、たまたま前日に大目に買ってきていた野菜と、大阪の実家から
送られてきた大量の野菜で、ビタミン系は問題なし。

タンパク質は やばい!と思った時に急いで買った鶏肉1キロを
まだ元気だった家人が数回分に分けて 下味をつけて冷凍。
冷凍の豚小間と、ミンチで乗り切りました。
お米はギリギリ持ちました。

食欲はあるけど、作る元気がないと云う事が多かったので、送られて来た
レトルトや買い置きの麺類、冷や麦などに助けられました。

もちろん隔離中に出て来る台詞は「魚食べたい、刺身食べたい(笑)」
解除後は即スーパーでお寿司買ってきました(笑)

今日にいたるまで、魚系の夕飯が続いております。


宅配便等はもちろん呼出し後に玄関前に置き配にしてもらいました。

人と会ってはいけない10日間のうちに新聞屋さんの更新だとか、集金
マンションの水道の洗浄とか、いつもなら来ない人たちが

妙に多く来たのも笑えました(笑)
インターホン越しには説明しにくい事も多く、ちょっと困りましたね。

全部後日にしてもらいましたが・・・(笑)
なんで今やねん・・・と。


思いつくままに書いてみましたが、みな様の備えのヒントになれば幸いです。

 

ただ、注意して頂きたいのは、自治体によっていろいろな基準が違っております。

ネットで検索しても、別の県や市の情報を見ていても、隔離期間すら違ってまいります。

自分のいる所の情報を正確に得る事、そして、感染者の数により、その基準や対象が

どんどんと変更されますので、そのあたりの情報収集も注意が必要です。

 

私が先にかかったから良かったですが、逆だったら調べるのも大変だったと思います。

かからないに越したことはありませんが、かかった時にはなかなか冷静にはなれません

転ばぬ先の杖ではありませんが、事前に色々な事を調べておくのも大切だと思います。