今日は11時から『弥次喜多流離譚』の附立のお稽古でしたが 2時半には終わりました。
その後にその他の色んなお稽古が目白押しですから早く主のお稽古場を
あけなければなりません

『弥次喜多』の若手による踊りの部分は別稽古場で抜き稽古でした。

昔のス-パー歌舞伎や古典歌舞伎の通しの時、私たちもよく群舞の舞踊の部分を受け持ち
お稽古が終わってから抜きで別稽古をよくしていたものです。


今はもうそう云った部分がお役御免になりました(笑)
門松さんが「自分の出番が終わると帰れるのはありがたいね。」と一言。

私が「私たちも今までは散散やって来たではないですか、
もう若手に譲る時ですよ。」・・・と(笑)

そんな言葉を交わすようになったのですね。

 


昔、段猿さんやうちの親父など年配の方たちがお稽古が終わって先に帰るのが
羨ましい時期がありましたが、私たちもそういう年齢になったと云う事です。

今回の『弥次喜多』では幸四郎さん猿之助さんは元より 染五郎さん團子さんが大活躍です。


6年前、歌舞伎座での『弥次喜多』初演では二人は11歳と12歳でしたが、
今回は17歳と18歳でグッと背も伸びそれぞれ新しい事にも挑戦、
見どころ満載となっております。

 

いつの日かこの二人がまた『弥次喜多』を上演する時が来るのでしょうね。
歌舞伎は次から次と新しいスターが生まれこの先も明るい兆しが見えて参ります。


2幕の大詰めでは懐かしい曲も登場してお客様もきっと喜ばれる事と思います。

明日からは『弥次喜多流離譚』は本順通り一番最後のお稽古となります。

 

明日の舞台にての総ざらい 明後日は初日通りの舞台稽古、

正直何時に終わるか分かりません

 

従いましてブログのアップもお稽古中か?遅い時間となりそうです。