おもだかや一門の舞踊勉強会『第三回ひとつなぎの会』の公演が 決定致しました。

日時は9月4日15時開演で場所は京都芸術劇場、春秋座。



猿之助さんの舞踊公演の次の日の開催となりました。
これまでの2回は東京での開催でしたが、地方で開催されるのも初めて。


演目も決まり次第またお知らせさせて頂きたいと思います。

この公演には下村青さんや市瀬秀和さんも参加されるとか・・・?
何を踊られるのか、楽しみですね(笑)



もうひとつのお知らせ、一門の市川喜楽さんは残念ながらこの
『ひとつなぎの会』には参加されません

それより先の国立劇場の夏の勉強会『歌舞伎会 稚魚の会合同公演』に
参加されるためです。

こちらの方が先に決まっていたみたいで 短い期間で両方は無理だと思われたのでしょう。



日時は8月12日(金)~16日(火)まで 午後1時開演1回公演
場所は国立劇場の小劇場です。

演目は『双蝶々曲輪日記 堀江角力小屋の場 八幡の里引窓の場』で
喜楽さんは角力場の濡髪長五郎を勤められるそうです。

大役ですね。

他に舞踊『俄獅子』も合わせて上演されます。

 

 

少しずつここ数年 出来ていなかったことが出来るようになったなと

嬉しく聞いてました。

「今日宣伝してもいい?」と明るい話題に喜んでいたのですが・・・

 

 

 

その直後、楽屋でとても悲しい知らせを聞きました。
坂東竹三郎さんが今月17日に病院でお亡くなりになられたそうです。
松竹からの発表で私も今日舞台に行く直前に知りました。

上方の名優がまたお一人逝かれてしまいました、とても残念です。

竹三郎さんは私の父の少し後輩でしたが、私も上方時代からは
ずいぶんお世話になりました。

中でも国立文楽劇場での『夏祭浪花鑑』で竹三郎さんは十三代目仁左衛門さんの
釣舟三婦の女房おつぎで私のなまこの八や、
明治座での猿之助さんの團七縞のお梶の『夏姿女團七』での

竹三郎さんの義平次婆おとらと私の森下甚内が印象に残っております。

そして『男の花道』では竹三郎さんの加賀谷東蔵の代役まで勤めさせて頂きました。

まだまだ、思い出はたくさんございますがそれはまた改めて・・・。

ゆっくりと書かせて頂きます。

 

 

悲しい訃報ですが、暗くなってばかりでは明るい事がお好きだった
竹三郎さんも喜ばれませんでしょう。
 

今日は若々しい明るいニュースも合わせてお伝えさせて頂きました。

きっと竹三郎さんも、舞台で何度も一緒になった若手の活躍の場ができた事、

目を細めながら聞いておられるに違いありません

「あんたら ほんまによかったなあ」って。


この3年間、勉強会すら開催できず若手の人たちもきっと歯がゆい思いを
していた事でしょう。
それらのうっ憤を吹き飛ばす若々しい舞台を見せてくれると思います。

みな様のご観劇とご支援のほどをよろしく御願い申し上げます。