昨日のブログで補助席のパイプ椅子の事を書かせて頂きましたら
コメント欄でもわりと反響がありました。
みな様色々と経験されておられるのですね(笑)


消防法などが時々、細かく改正されているので今では歌舞伎座の立見席や補助席が
どれくらいの規模で売られているのか もうすでになくなってしまったのか
定かではありませんが、他の劇場や小劇場などではお客様の入場数によって
パイプ椅子の数がその日によって増えたりはしているみたいですね。


歌舞伎座は2013年に新生歌舞伎座となってからは
補助席が出た事はあったのでしょうか?

昔の歌舞伎座では一幕見の立見席も上限以上にでも入れておりましたし、
昨日書きましたように1階席でも通路側の席をとったつもりが隣に補助席が出てしまい
損をしたような気持ちになられた方も居られたみたいです(笑)

家人も昔、松竹座のスーパー歌舞伎『新・三国志』で、通路際の席をとったのに
その横に人が座って、なんでやねん!と思ったと話しておりました(笑)

それにしても普通の座席ですら4時間も座っていたらお尻が痛いのに
パイプ椅子でのご観劇はつらいものがあるでしょうね。

もっともパイプ椅子でもテレビの刑事もの捜査会議などで使われるような
味気ないものでは無く多少クッションもあると思いますが・・・。


今は満員の客席すら見る事が出来なくなりパイプ椅子の出た満席も
懐かしく感じられます(笑)


それよりもすごいのが、立ち見ですね(笑)
先ほども書きましたが、昔の歌舞伎座の幕見席は、本当に入るだけ入れていた時も
あったそうです。
私は、体験したことがありませんが、ぎっしりだったとか。
3階席で見ていた時に、満席の4階席を見たら、真っ黒(人だらけ)ですごかったと
言っておりました。

コロナ前の幕見は人数が決まってましたので、札止めでもそれほどたくさんいる感じは
無かったそうです。

また、立ち見と云えば博多座(笑)
家人は博多座に来た時には よく立ち見で見ておりました。
それもスーパー歌舞伎を(笑)4時間半(笑)

出ているほうも大概しんどいですが、見ているほうもしんどいかなと、
それも立ち見ですから(笑)
「同じ立ち見でも、比較的楽な場所があってな、そこを狙うねん」と(笑)
適度なところで止めないと この手の話、延々話し続けそうでした。
みな様にも 同じようにたくさんの思い出があるのでしょうね。

いい時代でした。
早く歌舞伎座の幕見だけでも 復活してほしいものですね。



話は変わりますが千穐楽を終えて今はたっぷり時間があり おうち時間を
楽しく過ごしております。

もちろんテレビっ子猿三郎は1月に録画溜めした番組を1日に何本かずつ見ております。
先日購入しました55インチの大画面テレビが大活躍です・・・(笑)

実はうちの和室にはこたつと共にリクライニングの少し腰高座椅子が二つありまして
家人と二人映画館のような状態でテレビを見ております。

お昼寝する時もその背もたれを倒してそのまま寝たりもしております(笑)

しかし今年になって始まりましたドラマたち、イマイチ
抜きんでて面白いと云うものが少ないように思います。
リアルタイムで見ていないので、余計にそう思うのかも知れませんが。

「DCU」はまだ1話しか見ていないのですが、お話よりどうも水の中のシーンが
息苦しくて・・・(笑)
なんでしょうね、イメージ的なものなのですが。


多少変わり種で、割と楽しく見ているのが NHKの深夜ドラマ
高橋一生さんと岸井ゆきのさんの「恋せぬ二人」
NHKにしてはわりと正面から食い込んで来るある描写で興味を惹かれます。
珍しい切り口ですよね。
一体どういう着地をみるのか、今から気になります。


「おかえりモネ」で影のある青年を演じていたキンプリの永瀬簾さんが主役の
NHKの「わげもん」は幕末の長崎を舞台に外人との通訳に関したお話でこれも異色でした。
彼は影のある役が似合います。

「わげもん」何の意味かと思いましたら英語やオランダ語を通訳する事を
和解(わげ)と云うらしいからで、その人の事を和解の者としたらしいです。
わずか4話完結のお話でしたが、知っているようで、実は全く知らない時代の
知らない世界の話でした。

昔、巡業で出島に行ったときに、あまりの小ささに驚いたなあ~とか、
知らない事、多いですね。


その他は「妻、小学生になる。」の1話を見ましたが家人が号泣してしまいました(笑)
これは、続けて見そうですね。
おちょやんの子供役だった女の子のまあ達者な事!

抜きんでたものが少ないと云っているわりにはよく見てますね(笑)


こうして見ておりますと、いろいろなドラマで ちょっと気になる役者さんは
きっかけは朝ドラであることが多いように思います。

『まんぷく』の姪っ子ちゃん!とか、『おちょやん』の子役!栗子さん!とか
『おかえりモネ』のりょうちん!みぃちゃん!気象予報士のお姉さん!とか(笑)

朝ドラも途中で離脱してしまう事もあるのですが、やはり半年にわたって
毎日見ておりますので、出ておられる役者さんにも、それぞれ愛着が湧きますね。

朝ドラで初めて知った方が、次のドラマでも活躍されていていると
また応援したくなります。
そしてその役者さんを知っている自分自身に ちょっと嬉しくなって
自慢げになってしまうのも おかしいですね。


まだまだ、ハードディスクにはたくさん残っておりますので
猿三郎映画館まだまだ続きそうです(笑)
楽しくステイホームしております。