「時は、元禄15年12月14日」 今日はご存じ赤穂浪士が吉良邸に討ち入った日ですね。
もと赤穂四十七士が本懐を達した時、みんなはどのように思ったでしょうか?
おそらく気持ちは天にも舞上がる気持ちだったでしょうね(笑)
昨日は京都の清水寺で、2021年の今年の漢字が披露されました。
「金」ですか?
昨年はコロナ禍を反映しての「密」でした。嫌な文字でしたね。
昨年の「密」よりは今年の「金」の方がなんとなく明るくは感じますが・・・。
また「金」?という気もしなくもなく
東京オリンピック・パラリンピックの「金」メダルラッシュの他、
大谷翔平選手が大リーグで獲得した数々の記録の「金」字塔
将棋界では藤井聡太さんの最年少四冠等々の「金」字塔を打ち立てた。
それが「金」と云う文字が選ばれた理由だそうです。
ですが私は昨今のコロナ禍での飲食店や各お店の自粛、不況の中の「金(かね)」
としか思い描けません 捻くれてますね(笑)
そこで私にとっての毎年恒例の我が家の今年の漢字は何だろうと? 考えました。
昨年の我が家の漢字はステイホームを反映して「家」でした。
昨年の3月から今年の3月までちょうど1年間 コロナの影響でお休みが続きましたので
「家」でピッタリでしたでしょうか?(笑)
そして今年の4月に念願の歌舞伎座の舞台に復帰しました。
そこで私の今年の漢字は「舞」です。
4月に「小鍛治」の間狂言の舞踊で復帰の舞台を踏み、これは舞上がりましたね(笑)
まさに狂喜乱舞。
ですが緊急事態宣言の発動で千穐楽を迎えられず途中で公演中止、
これはてんてこ舞にきりきり舞いでした。
自分自身に鼓舞激励しながら、次の舞台を待つしかありませんでした。
後半は6月8月と歌舞伎座に出演させて頂き さらに10、11、12月と3ケ月連続の舞台でした。
今月は『新版 伊達の十役』大詰めの舞踊に出演しております。
また、先日は大好きな「舞」浜にも行くことができました。
寒かったですが、心舞い踊る気分になれるディズニーランド。
と云う事で昨年の「家」よりは明るい状況の漢字です(笑)
清水寺の漢字も来年はもっと明るい文字が選ばれるといいですね。