来月歌舞伎座の10月大歌舞伎の第一部 『天竺徳兵衛新噺 小平次外伝』
これは三代目猿之助(猿翁)四十八撰の一つですが、通し狂言で天竺徳兵衛が
登場しない第二幕だけを上演する珍しい狂言立て。

 初めての試みです。


コロナ禍でなければ逆にできない狂言立てですね(笑)


 

『 天竺徳兵衛』が前回上演されたのは9年前の2012年2月博多座と同年11月の東京明治座。
同じ演目が同じ年に博多と東京で上演されましたが、ひとつ違っていたのは、
博多座の時は市川亀治郎の名での最後の公演でした。


そして11月は四代目市川猿之助を襲名した後の公演でした。
また、明治座が新しくなってからの初めての出演でした。

 


来月の歌舞伎座は通し狂言ではなく 本来の2幕だけの上演。
ですが、猿之助さん 殺される小平次と殺す側の小平次の女房おとわとの
二役を早替わりで勤められます。

 


で、私のお役ですが、もちろん出演いたします。


昨日会社から連絡を頂きました。今月は早いお達しでしたね(笑)
来月は私 歌舞伎座の第一部『天竺徳兵衛 小平次外伝』に出演させて頂きます。
ホッとしました。

 

お役は女房おとわに加担する情夫の馬士多九郎の一味で医者の天南。
医者なのに人を助けるどころか、殺す方に手を貸します(笑)

これも猿翁旦那の時は段猿さんが持ち役でしたね。
段々 段猿さんのお役が多くなって来ました(笑)

 

このお芝居にもいろいろと裏話がたくさんございます。
それは来月 また追々と書かせて頂きます。