昨日、歌舞伎座の出番が終わり帰宅してからの夕食時に
弘太郎さん配信の「不易流行 部屋子の部屋」を家人と楽しんで見ておりました。

 

もう配信も6回目ですね、「不易流行」以外にも「オンライン公演」などの
配信なども手掛けられ 舞台出演以外にも幅広く活動されている事は素晴らしいですね。

 

本日のいっぱいまで、あと3時間くらいですから、おそらくご覧になられる予定の方はすでに

ご覧になっていると 思いますが、もしまだの方は 急いで配信を見られた後に、こちらのブログに

戻ってきてくださいね(笑)

 

 


昨日みました「部屋子の部屋」でのお知らせでは7月31日と8月1日の2日間
池袋の豊島区立文化芸術劇場で自主公演を催されるとか・・・。

中村七之助さん 中村鶴松さん 市川團子さんをゲストに『吉野山』『四の切』の忠信を
勤められるそうです。

 

この時期に自主公演とはかなり勇気をもってのご決断でしたでしょう。

いろんな事に挑戦される弘太郎さんに敬意を表します。


昨日のお話の中でも企画はずいぶん前から考えられていたみたいですが、
今のこの状況下でかなり悩まれたそうです。

でもいつまでも待っていても同じだから、またさらにご自身の年齢も考えられたとか・・・。

 

 

1995年7月歌舞伎座『小猿七之助』の矢作川の夢の場面で秀吉の幼少 
日吉丸お役で舞台を踏まれました。 その時弘太郎さん12歳。

その弘太郎さんももう38歳と聞いて 改めてもうそんな年齢になるのか!と 
時の速さを痛感します(笑)

 

「部屋子の部屋」の内容も今月の『日蓮』の話題もあり また相変わらず
猿弥さんの独壇場もあり 私もまた話題に登場したり面白いお話ばかりでした(笑)

 

ちなみに、2日目に笑也さんが私のセリフを食った話題(笑)

まあ、よくあるとは申しませんが(笑)ままあることでございます。

セリフががっちんこしてしまうことですね。

 

その時の対処はただ一つ!(笑)

止まらない、詰まらない、押し通す。

 

あ、一つではありませんでしたが・・・

 

そこで止まってしまいますと、まるで私がセリフを間違えたようになってしまいますので(笑)

強行突破いたします。

私は正しい!と(笑)

 

ちなみにこの日は、家人が見に来ておりましたので、すぐに「セリフ被ったね」「でもこれブログにはできないね」

と云っていたのですが、笑也さんご本人が配信で言っておられたので ま、いいでしょ。

 


話は変わりますが、今日歌舞伎座へ出かける前 先日の『夜叉ヶ池』の録画を見ておりました。

泉鏡花の独特の世界観で内容はちょっと難しいですがやはり面白いですね。


私もまだ若く 難解な長い台詞をなんともあざやかにこなしておりました(笑)

この録画時は平成18年(2006年)7月の舞台で 私の白男の鯉七とのコンビ、
大蟹五郎は中村蝶十郎さんでしたが、2年後の再演の時は弘太郎さんでした。


弘太郎さんとはおもだかや一門として もうずいぶん長い事ご一緒しているのですね。
年齢的にもこれからのおもだかや一門を背負っていく重要な立場に居るように思われます。