本日、令和3年4月歌舞伎座大歌舞伎公演の初日の幕が無事に開きました。

 

一番最初の演目『小鍛冶』の間狂言に出させて頂き 昨日の舞台稽古とは違う 
やはりお客様の息づかいが感じられる舞台は嬉しい限りですが 緊張も致しました。

所謂 足が地についていない感じですかね(笑)

 

ま、踊り自体が軽やかな振り付けなので 間違えなければ
ウキウキ感が出て良いのでしょうか?(笑)

 

花道へ引っ込み 奈落で後ジテの猿之助さんの稲荷明神とすれ違いながら
「猿三郎さん どうだった?」 「やはり緊張しました。」と
伝えましたら さぞ納得されたようなお顔で 笑っておられました。

 

中車さんとの呼吸もピッタリで『小鍛冶』 幕とともに
お客様の大拍手で終わりました。


大向こうもなく、舞台に立った時は 今までにない初めて味わう雰囲気の中で
心配も致しましたが、途中の舞台上の舞踊の中でのご挨拶、 
また引っ込みの時には絶大なる拍手をして下さいました。

 

やはり舞台に立つという事は嬉しい事ですね。
改めて実感致しました。

 


楽屋内は各部屋のご挨拶は禁止で猿之助さん 中車さんとは
楽屋でお会いすることが出来ません


まだまだ制約の多い歌舞伎公演ですが次回もぜひ
出演できますように願っております。

 

今日の写真は恒例となりました「本日初日」の垂れ幕が下がっての歌舞伎座正面、

私も気持ちを引き締めるために 今日は珍しくスーツで歌舞伎座へ参りました。

午前中に終わる演目ですのに 1日中踊っていたかのような 

疲労感満載の顔をしておりますね(笑)

 

それに歌舞伎座のこの画像を撮るのはなんと1年4ヶ月ぶりです。

 


地下の木挽町広場には第3部の特別ポスターも貼り出されておりました。

これからも1日1日を大事に勤めさせて頂きます。