昨日の午前3時前に 小惑星探査機「はやぶさ2」から分離されたカプセルが
オーストラリアの砂漠に着地し すでにカプセルは回収されたとの事です。


「はやぶさ2」は2014年12月に地球を出発して地球と火星の間を回る
直径わずか900メートルの小惑星リュウグウに2回着陸して石や砂の採取に挑みました。

 

この資料は約46億年前の太陽系誕生当時の情報が残っている可能性が高く
太陽系の成り立ちや生命誕生の謎にも迫れるのだそうです。

 

地球から3億キロ前後 離れた小惑星めがけて6年をかけて往復するミッション。

宇宙の航行距離52億4000万km。

 

そしてリュウグウでの着地は わずか 5・6メートルの目標を狙っての着地など、

その精密さと云い 新聞を読んだだけでも なんとも壮大なプロジェクトで

気が遠くなりそうなお話です(笑)


でも すごいですね!


それを探査機「はやぶさ2」はコンピューター・システムと 
地球からのリモート・コントロールでその資料の入ったカプセルを落下させ
さらに 「はやぶさ2」本体は 地球に帰還することなく 次なるミッションに
飛んで行ったとか・・・。

 

今度は10年後に帰還するそうですが・・・。(目まいしそう~・・・笑)


結果は大成功に終わり 関係者の方は「100点満点の10000点」と 喜んでおられました。

 

そりゃそうでしょうね、でも 「はやぶさ2」 少しくらい休ませてあげてよ、
と云いたくなります(笑)


この「はやぶさ2」の結合金具を作られていたのは なんと「下町ロケット」の

佃製作所ではありませんが、下平製作所と云う 従業員30人ほどの
小さな町工場だそうです(驚きと感嘆)


小説やドラマとなったようなお話が 本当に実在しているのですね。

その技術の凄さ、テレビのドラマを見ていただけによく分かります(笑)

 

0、00の誤差、あんな小さな探査機やカプセルを支える小さな結合器具。
でも大きな信頼と どえらい大仕事をやり遂げました。

 

今の世の中に なんと素晴らしいニュースを与えてくれたことでしょう。


「はやぶさ2」の関係者の皆さん 本当にお疲れ様でした。

 

まだまだ今後のお仕事は続くのでしょうが、大きな拍手を贈らせて頂きます。

感動をありがとうございました。

 

 久しぶりに明るく夢のある、ロマンに溢れたニュース。

私が見上げてる夜空にも、リュウグウやはやぶさ2が

いるのかも知れませんね。