本来なら大相撲も今月11月は九州場所で、博多の街も盛り上がっているはずですが、
今年は残念ながら諸々の事情で東京両国国技館での開催。

 

それでも観客の入場者数が増えテレビ桟敷で夕方の取り組みを
楽しみにしている私にとっては唯一の喜びです(笑)


しかし、両横綱が不在の上、大関の朝乃山関や新大関の正代関までもが
場所中のケガの為に 途中休場となってしまいました。


ですから結びの一番迄の取り組みで好勝負がなかなかなく、これは残念ですね。

そんな中 大怪我の為に大関から一旦序二段迄 番付を下げた小結照ノ富士関、
さらに同じく大怪我の為に 長い間休場を余儀なくされていた千代の国関が
再入幕を果たし お二人とも今日まで無傷の6連勝。


大怪我で土俵人生も危ぶまれたこの二人が ふたたびご活躍されるとは
人の未来は本当にわからないものですね。

 

そこには語れないほどのご努力があった事は容易に想像ができます。

今場所 千穐楽まで無事に勤められる事をお祈り致します。

(千穐楽まで、と云う表現が私も含めて 今ではこんなに難しいか、
と本当に考えさせられます。)


毎年3月は大阪なんばの府立体育館で開催される大阪春場所。

 

余談ですがここの府立体育館は 私も子供の頃に何度も
学校行事で訪れた事があり 最近では一昨年 私が松竹座出演の合間の時に
ちょうど姪っ子の幼稚園の運動会を見に来ました。

 

その時はまだ甥っ子は入園はしていませんでしたが未就学児として
ある演目には出ており それはそれは2人とも可愛かったです。

手前味噌でしたね(笑)


かって私が大阪に住んで居た頃の高津町は、道路一つを挟んでの寺町に
大阪場所でのたくさんの相撲部屋がひと月 滞在しておりました。

 

その中でも高砂部屋が一番近く 五代目高砂親方は横綱時代は三代目朝潮関。

この方は週刊少年マガジンの創刊号の表紙にもなり 東宝映画「日本誕生」では
天岩戸を開く手力男命(たぢからおのみこと)を勤められた人気者でした(笑)

 

そして現高砂親方も四代目朝潮で近畿大学付属高校出身の私としては
年齢も近く 母校が同じの親方(笑)

 

高津町のうちの家の前の路地は、高砂部屋から体育館へ抜ける
近道となっていたので 大勢のお相撲さんがよくうちの前を通って
府立体育館に通っておられました。

 

高見山関とお会いした時は 大きな人だなあ~と感心しました(笑)

 

今年の3月大阪場所は残念ながら無観客での開催でした。

来年3月 大阪でふたたび観客を入れての大相撲が府立体育館で
開催されればいいな~ と切に願います。

 

もちろん歌舞伎座も満員のお客様の状態で開演される事も合わせて
切に願っております(笑)