面白いドラマが軒並み最終回を迎え ロスになりそうなギリギリのところで

連日の朝の『エール』と、日曜日の『麒麟がくる』を楽しみに見ております(笑)

 

今朝の『エール』では最前線ビルマに慰問に行った古山裕一が久しぶりに
恩師の藤堂先生と再会して 一緒に音楽を弾き唄を歌うと云う場面。

 

ビルマは悲惨な戦いを強いられていたので 兵士は力づけられた事でしょうね。

でも、私たちはこの後、インパール作戦がどうなったのかを知っております。

それを考えますと・・・

見るのが怖い気も致しますが、見てしまうでしょう。いえ、絶対に見ます。

 

休止中に改めて 初回から放送されましたものも すべて見ました。

改めてみて、一度目にはわからなかった事も 今だからわかる事も・・・

そう考えますと、大変興味深い見直しの期間でした。

 

 

また一昨日はNHKの大河ドラマ『麒麟がくる』を見ておりまして、1568年の

足利義昭を奉じて織田信長が入京する場面が 描かれて居りました。

 

この後、朝廷より征夷大将軍に任ぜられ、室町幕府の将軍になる訳ですが、
15代将軍の足利義昭の描かれ方が今までの大河ドラマとはちょっと違っておりますね。

 

今までは信長に祭り上げられ 我儘だけの将軍像でしたが 今回は戦を避け 

民の痛みがわかる人物として描かれております。

 

それにしても足利義昭役の滝藤賢一さん 好演ですね(笑)

正直申し上げまして、前回の『半沢直樹』で初めて知った(ごめんなさい)役者さんですが、

その後の7年?で、押しも押されぬ人気の俳優さんになりましたね。

この義昭も滝藤さんならそう云いそうとか、妙な納得感が得られますね(笑)

主人公の明智光秀(長谷川博己さん)も足利義昭に仕えようと・・・。


ただこれがおそらく信長(染谷将太さん)の意向にそぐわないのだな~
と云う 伏線を張りながら・・・。

 

徐々にそう云った空気が画面に表れて来ております(笑)

歴史を扱った作品は結果がどうなっているか、我々は知っている分 やはり面白いです。


でも合戦や政変の歴史は必ず、勝者が記録した物しか残っておらず 
本当の所は全く分からないのもミステリーです。


敗者には敗者の言い分があるのでしょうが、そこを明らかにすることは あまりありません


明智光秀もいいイメージの人ではないだけに これからどのように描かれて行くのか
楽しみではあります。

 

『エール』『麒麟がくる』両方ともおよそ3ヶ月の放送中止があったわりには 
再開後、段々面白くなって来ました(笑)