東京都は「今年の夏は特別な夏」と表示を打ち出して、
外出自粛を促しておりますね。

 

東京だけに限らず 地方の方も ほとんどの人は外出自粛を
受け入れられているようです。

 

本来なら・・・、どうしても 本来ならと云う言葉が出てきてしまいますが、
本来なら今日は「仙台七夕まつり」 大変な人出が予想されていたであろうに・・・。

花火大会もお祭りも全部中止、特別な夏は今年だけでしょうか?
これが毎年、普通の夏になったりして・・・。

それだけはご免蒙りたいですね。


今 私たちは自らの意志で外出自粛の行動をとっておりますが、
もしこれが、誰かの意志によって外に出る事が叶わないとしたら、
読者の皆さんはどうなされますか?



羽柴(豊臣)秀吉の軍師に黒田官兵衛と云う人がおります。

先年、大河ドラマでも放送されました。


官兵衛は、天正6年(1578年)信長と秀吉を裏切った友人の
荒木村重を説得しようとして、単身居城の有岡城へ赴きますが
逆に捕えられ土牢へ幽閉されてしまいます。

 

信長と秀吉が有岡城を攻めた時になんとか救出されますが それまでの期間、
なんと1年1ヶ月 劣悪な環境で生きるしかなかったのです。

 

1日中 日が差さず ジメジメした土牢の中の1年1ケ月
救出された時には 秀吉さえ目を疑ったほど様相が変わっていたとか・・・。

 

想像しただけでもゾッとします。

この時、官兵衛32歳。


ですが官兵衛の真骨頂は 皆様もご存知のこの後から・・・、

 

秀吉の軍師として中国攻め等の軍略から生きて参ります。

そして秀吉を見送り 関ケ原の合戦の4年後 官兵衛は58歳で亡くなります。

ですがあの1年1ヶ月は、生きた心地もしなかったでしょうね。



それに比べれば 現在の自主外出自粛は旅行や都外へ出るのは自粛ですが 買い物や散歩はOK!
黒田官兵衛を見習って 自らの意志でステイホームを続けましょう(笑)

 


ただこれだけですと 暗いお話で終わってしまいますので、
ちょっと明るい話題も・・・。


昨日の夜から今朝にかけて東京は熱帯夜、
今日のお昼も東京は36℃近くを観測したようです。

そして今日の朝、やっと朝顔のオグリ衆が花を咲かせました(笑)


ジロー



サブロー



シロー 


シローは朝方、ちょっと元気がありませんでした。

そしてゴロー


イチローとテルテは未だに現れず 何色かわかりません(笑)


別に姪っ子の花も咲き バルコニーにも朝顔の夏がやって来ました。



まだまだふくらんだ蕾があといくつかあり 
やっと朝顔観察日記も更新できる様になって来ました。

 

黒田官兵衛は、朝顔も咲かない土牢の中で、何を思って希望を持っていたのでしょう?
昔の人の信念は強いですね。