コロナと猛暑、どうしても外へ出るのが億劫になりますね。

そこで毎日うちに居ると どうしても テレビのニュースやドラマにばかり
目が行きます(笑)

 

先日、棋聖となられた藤井聡太七段 まだ18歳、
棋聖となられたのが17歳11ヶ月と云うから驚きです。

 

その藤井棋聖が次の対局の現在、王位戦に3連勝され 
王手をかけられました。 4勝すれば2冠達成。

 

お相手の木村王位は、昨年史上最年長の46歳3ヶ月で
初タイトルの王位を奪取されました。

 

今は藤井棋聖が時の人で若い故 みんなが応援している様にも感じますので、
木村王位がなんとなく 気の毒に思えて仕方ありません

ここまで上って来られるのは余程の事に違いないからだと思いますのに・・・。

 


横山光輝さんの漫画「三国志」の中に こんな場面がございます。

蜀の劉備玄徳の軍師 諸葛亮孔明、天才軍師と云われ 今でも映画や小説 
漫画やスーパー歌舞伎でも有名ですね(笑)

 

同時期に呉の国の孫権の軍師に周瑜がおります。

有名な「赤壁の戦い」で蜀と呉の孔明と周瑜が手を結び 
魏の国の曹操を退け 大勝利を上げます。

 

呉の国は初め 魏に降伏する意見が多かったのですが周瑜は
勝てる勝算がありと 降伏論に反対致しますが少数意見。

 

ですがここに、蜀の諸葛孔明が現れ 蜀と呉の連合軍が結成されます。

勝利の要因として孔明は呉の国の周瑜に華を持たせますが 
ほとんどは孔明が立てた作戦。

 

周瑜はさらに曹操を早いうちに、討ち果たすべきと孫権に進言致しますが、
その後の周瑜の考え方は却下されます。

 

結局、周瑜は36歳と云う若さで急逝するのですが、
横山光輝さんの漫画の「三国志」には周瑜の死の間際に
「天はこの世に 周瑜と云うものを創りながら 
孔明と云う天才軍師をこの世に登場させた。」 と 嘆く場面がございます。

 

天は時を同じくして 必ずライバルと云う存在 戦う相手を登場させますね(笑)



スーパー歌舞伎には、残念ながら周瑜は出てまいりません

周瑜を出してしまいますと、3時間半に収まらなくなるからでしょうか(笑)

魅力的な人物ですけどね。

魅力的すぎて、物語づくりでは省かざるを得なかったのでしょう。



先の将棋のお話ですが 木村王位もやっと獲得したタイトル

対局ですからもちろん 挑戦は受けなくてはならないのでしょうが、
藤井棋聖と云う若い天才棋士の挑戦 やりにくいでしょうね。

 

まして 色んなタイトルの対局日程が2,3日おきにあるのも驚きです。



私はスマホの将棋ゲームで 一番弱いレベルにしても
勝てないほどのレベルなので(笑)
あまり偉そうな事は言えませんが 
正直 どちらにも勝って頂きたい気持ちです。


勝負と云うものは本当につらいものですね。