梅雨が明けたと思ったら 一気に真夏日の連続・・・(笑)

 

ま、ステイホーム中には ちょうどいいかも知れませんね。

そんな7月の2週間前から昨日まで ステイホームを
充分楽しませてくれたのが大相撲。

 

初日から横綱鶴竜が負け 貴景勝がカド番で毎日ヒヤヒヤの相撲。
やっと勝ち越したか と思ったら 次の日からの休場。

 

これは朝乃山か、白鵬の優勝争いかと思ったら 白鵬が御嶽海戦で負け
いきなりの休場、これは大関朝乃山の優勝か? と思ったら
連勝中の平幕の照ノ富士に負け 次の日 同部屋の小兵力士 照強にも連敗。

 

照強の朝乃山戦 足取りが見事に決まった時はテレビの前で叫んでおりました。
これ、国技館では禁止ですよね?(笑)

 

昨日、本割で御嶽海を大関相撲で一気に勝ちを決めた時 
なんだか感動しました。


関脇2人 小結2人が強い中 一番幕尻のもと大関照ノ富士が5年ぶりに優勝。

 

一時は大関を14場所勤めていたのに怪我と病気で序二段まで陥落、
それが復活優勝とは『半沢直樹』ではありませんが 
だれがこんな逆転の展開を予想したでしょうか?(笑)


序二段、ほとんどの力士が 入門して序の口からやっと昇格したくらいの位置。

元大関で、この地位まで落ちて相撲を取っていたのは照ノ富士が初めてです。

 

云うは易きですが この地位の力士のほとんどが、10代の若手。
実力の世界ですから落ちたら今までの生活が一変して、
付き人もなし髷も結えず 廻しの下がりも格違い 

国技館の廻しをつける場所もまるっきり違うそうです。

 

まして相撲を取る時間も 序の口が8時半くらいからですから
序二段も午前中でしょうね。


大関を張った力士が給料もない序二段からの復活
5年もの間 辛かったでしょうね。


横綱 白鵬、鶴竜、大関 貴景勝は休場で対戦はありませんでしたが、
大関 朝乃山を破った相撲で決まりました。

 

あともし 全員が出場していたとしていても、

みんな白星につながっていた事でしょう(笑)

 

取材では 何回ももう相撲はやめようと 思っていたのを親方が説得されていたとか・・・。

 

優勝旗 優勝杯授与で部屋の親方 伊勢ケ浜親方(旭富士)も涙ぐんでおられました。

いい場面を見る事ができました。

 

2週間にわたる熱戦、入場観客数は規制があり 応援の声も出せず
辛い場所ではありましたが やはりお客様が入ると
場所の雰囲気が全然違いますね。

 

照ノ富士 ここまで来たら再びの大関取りを期待致します。