今日の読売新聞の朝刊の２３面 地域面都民のページに
興味深いコラムが掲載されておりました。
地方在住の方は ちょっとわかりづらいお話かも知れませんが
東京都の東の方 スカイツリーくらいから南北に走る道を
「四ツ目通り」と申します。
その「四ツ目の通りの名前の由来は？」と云う見出しで 書かれておりました。
実は私もバイクで走った時 ちょっと不思議に思ったのです。
西から東にこの道路を目指すとひとつ手前の大きな道路が「三ツ目通り」
手塚治虫さんではありませんが、どうしても「三つ目が通る」を思い出してしまい
四ツ目通りに出ると 「四つ目」も通るのかな？・・・と（笑）
そんな事を考えながら バイクを走らせると云うのが
その道を通る時のお約束のようなものでした。
今日の記事を見まして、納得しました。
諸説あるそうなのですが、今では上に首都高速道路が走っておりますが、
江戸時代 竪川が流れる橋が江戸城から数えて六つあったそうです。
それぞれ江戸城に近い方から「一ノ橋」「二ノ橋」と・・・
それにかかる三つ目と四つ目の橋で「四ツ目の橋の通り」と云う事で、
「三ツ目通り」「四ツ目通り」となったと云う説が有力だそうです（笑）
都の記録にはその名称の由来はないそうですが 地元の郷土史を
研究されている方が その由来をご存知だったようです。
代々その土地に住んで居る方の力が大きいと云う事ですね。
それと私が「eye」の意味で考えていた「目」ですが、
名詞の方の「目」ではなく、接尾語の「目」なんですね。
同じ「目」なのに？？と思って 検索してしまいました。
こちらも ひとつ勉強になりました。
そんな新聞の記事を読んだ後に、午後から散歩半分の買い物に出かけた時
旧中山道の板橋を渡っていて、ふと思いました。
私が今歩いているのは、「旧中山道」。
車は通れますが、一方通行のどちらかと云うと商店街の色合いの
強い道です。
すぐ横を国道１７号の「中山道」が通っております。
こちらは皆様ご存知の通りの国道、上には首都高も走っております。
下には石神井川が流れております。
ん？？
旧中山道を歩いていると渡るのは「板橋」
あれ？？中山道（＝国道１７号）も下に石神井川が流れている。
と云う事は？？
あの道も実はあの部分だけ橋なの？？
そんな事を考えながら、石神井川の向こう側の１７号を見ましたが、
橋らしい感じは致しません
道路の幅が広いので、「道路」としての認識しかなく「橋」な感じはありません
「あれ、橋なのかなあ。橋やったら何て名前やろう？」
と、隣の家人に聞いてみました。
「え～橋なん？？そら普通に考えたら「新板橋」ちゃう？」
「なんでやねん！」
と、普通にボケた家人に対して、当たり前のようにツッコんだ私（笑）
ちょうど、板橋を渡り終えましたら、区画の地図がありましたので
少し道を逸れて それを見に行きましたら・・・
１７号のところに「新板橋」
へぇ～ へぇ～ へぇ～でした（笑）
今私がおりますのは、都営三田線の
→「新板橋」→「板橋区役所前」→「板橋本町」→
ほぼ板橋本町駅のあたりだったので、そんなところに「新板橋」が
あるはずがないと思っていたのです。
わりと本気のツッコミだったのですが（笑）
「ボケたつもりが正解やん～（笑）」と家人（笑）
何年も板橋区に住んでいて、国道１７号のあの部分が橋と云う事に
気づきませんでしたし、さらにあの橋が「新板橋」と云う事も
しりませんでした（笑）
ひとつ賢くなりました（笑）
また違う話ですが私は昔 大阪の高津町六番丁に住んで居りましたが、
当時 道頓堀川の 下大和橋の手前から支流として小川が南の方へ延びており
天王寺公園辺りまで流れておりました。
小学校の頃にそこの小川は埋め立てられ、道路となりその小川は暗渠となりました。
ですが当時、道路となってもしばらくは交差点の地名が磐船橋（いわふねばし）と
なっておりました。
黒門市場の東で、今ではそこの地名はどうなったのでしょうか？
気になる処ではあります（笑）
川をご存知なくて そこの地名だけ見ましたらおそらく？でしょうね（笑）
私が今住んでいる近くにもそう云った場所がございます。
環七とＪＲ十条駅に行く道路が交差するところを姥ケ橋と今でも申しますが、
橋も無ければ川もありません
でもバス停の名前は姥ケ橋（笑）
川が流れていて その上に橋がかかっているのに橋とは気づかず、
大きいのに名前も知らない事もあります。
すでに川が無くなってしまっているのに、地名にだけ「橋」が
残っている事もあります。
地名にだけでも残し続けて欲しいものです。
さて、問題です。
私たちのホームグランド、新橋演舞場の楽屋口のすぐ近くにも
橋に所縁の交差点があります。公園の所です。
すぐにその名前出て来ますか？（笑）
すでに川（築地川）はなく、首都高になっております。