ここ数日、ごみ捨て以外 ほとんどうちから出ておりません

 

本当は今日は 買い物に行こうと思ったのですが、
朝から冷たい雨が降っておりましたので 明日以降にいたします。

買い置きの野菜やキノコが無くなってきた!と家人が今夜の夕飯に悩んでましたが(笑)

明日も降ったらどうしましょう。


どうしましょうと言えば、運動不足も甚だしい状態なので 何とかしないと・・・


そこで今日は 家人と二人 Wiiで一人ずつ対コンピューター戦で
ボクシングをしました。 本当は家人と対戦したかったのですが、

使用するヌンチャクがひとつしかないので・・・(笑)

対戦はひとり3分×3ラウンド、それを3回くらい。


家人は連続3ラウンド戦った事もなく 途中で毎回 KO勝ち。

それなのに、私はフルラウンド戦い 判定や逆にKO負けになる事も・・・。

なんで?どこが違うの? と 思うくらいです。

所詮 家人と対戦(喧嘩)しても勝てないのか、と割り切りました(笑)


多分、形も何も知らないから 適当に繰り出しているだけちゃう?
と云うのですが、私がやっても 全く相手に当たらないのに、
なんでそんな風に 暴れている(笑)だけで、KOになるのか
理解できません(笑)

 

でも、少しやっただけで かなり息が切れたり、
汗が出たりしますので、いい運動になっているのだと思います。
10分近く、フルに動きまくる事なんて あまりありませんよね?

毎日少しでもやったら、運動不足もましになるかしら?


 

話は変わりますが 昨日スーパー歌舞伎『八犬伝』の事を書いていて 
ふと思ったのですが、『ヤマトタケル』に始まったスーパー歌舞伎。

その中で『オグリ』『八犬伝』『新・三国志』シリーズ『新・水滸伝』
『ワンピース』つづいて『新版オグリ』


これら一連の物語は、主人公の周りの若いわき役たちが、大活躍を致します。

十人衆、八人の犬士、九人の仲間、六人衆たち・・・。


これだけでどの演目かわかった人はかなり通(笑)


猿翁旦那の1991年の『オグリ』初演で十人衆を致しましたのは、

小栗一郎:市川右近(現市川右團次)
小栗二郎:市川猿四郎
小栗三郎:嵐徳也
小栗四郎:市川猿弥
小栗五郎:市川瀧之(現市川門松)
小栗六郎:市川春猿(現新派の河合雪之丞)
小栗七郎:市川猿十郎
小栗八郎:市川笑太郎(現市川澤五郎)
小栗九郎:市川猿五郎
小栗十郎:市川段治郎(現新派の喜多村緑郎)

 

改めて書きますと、なんと・・・不思議なメンバー(笑)

この頃の十人衆は現在とは少し設定や存在が違っておりまして、
出演している半分くらいが部屋子名題、半分くらいが名題下。
現在のオグリ六人衆とはかなりイメージが違うでしょうか?(笑)


名前が変わった人、今は歌舞伎界には居ない人、新派に行った人、

残念ながら亡くなった人。
その中で、猿弥さんと猿四郎さんは、変わりませんね(笑)


上が大体私と同じくらいの年齢ですので、30代半ば、
一番若かったのが春ちゃんで20歳くらい?


現在の 六人衆が若い若いと思っておりましたが、実はそんなに
変わっていないのでしょうか?(笑)

いや・・・逆に平均年齢は上がっているのかな?(笑)


ちなみに私は、当時は 市川延夫として照手姫の母(修理太夫の妻)のお役でした。
この時で38歳???(笑)  もちろん近江屋の女郎 夕顔も、
若いですね。

 

照手姫がおそらく設定的には10代ですので、ちょうどいい年で
ちょうどいい感じの年具合だったのでしょうか?


今の笑野さんや猿紫さんくらいの年齢でしょうか?


『オグリ』から『新版オグリ』まで、本当に長い時が経ちました。


猿翁旦那から出発したスーパー歌舞伎は今、セカンドとなり
若い人たちはもう 座頭として活躍するの程の立場となりました。


スーパー歌舞伎で若手が育ち 古典歌舞伎に帰り 
今やそれぞれが 押しも押されぬ存在になっているのは
猿翁旦那の手腕に他なりませんね。 


改めて、初演の配役を見ておりまして、時の長さを感じると共に
いい作品は、新版になってもいい作品であり続けるのだなと
思いました。


そして、今もなお 小栗衆として活躍している猿弥さん(笑)
同じくお女郎衆として頑張っている 段之姐さん、笑子さん、笑羽さん


色褪せない作品と共に、私自身は同じ役は続けてはおりませんが、
共に「あの頃は若かった」メンバーと共に、また頑張りたいです。

色褪せない様に、いえ、いぶし銀のような渋さを出して
いけたらいいなと思います。

 

再び劇場が開場して、再び『新版オグリ』の幕があがる日を
待ちます。

みなさんも 今の作品、昔の作品を見ながら待ってくださいね。