序幕に出番があって 3幕にも出番があり 2幕の婆さんの出番がなくなった人がもう一人。

てすからこの人も間が空いたことになりました。

それは一門の猿四郎さん

 


先日の16日(日)の1回公演の日には 終演後 博多座主催の催しがあり 

一般の方に歌舞伎の面白さを楽しんで頂く トーク & ワークショップがございました。

参加者はおよそ50人ほど、中にはお子さんも居られたようです。 


その講師が猿四郎さん

この講座のみなさんと一緒に 歌舞伎の形を動いてみると云うコーナーがありました。

 
 
私も何回か、歌舞伎講座を開催させて頂きましたが、その元となっているのが、
1992年から京都造形大学で 実施されました猿翁旦那の歌舞伎の授業。
 
その中で猿翁旦那は学生さんや一般の方にも参加できて 歌舞伎の形を簡単に動ける方法はないか?
と 模索され 私たち弟子一同と自己錯誤の上 作られましたのが、カウントで動く歌舞伎体操。
 
 
これは歌舞伎の形にある力足の踏み出し 鎧がけと云われる形の振り
さらに六方 見得に至るまでカウントで覚えたあとに 大太鼓入り合方で 曲に合わせても動けると云う
画期的なものでした。
 
学生さんに教える時も、教え易く覚え易く 大変うまくできてると思います(笑)
 
 
これを先日のトーク&ワークショップで猿四郎さんが一般の方に教えている様子が
SNSなどにアップされておりました。
 
歌舞伎体操、懐かしいですね(笑)
 
興味のある方は一度、やってみたいと思われるでしょう(笑)
 
今日の写真はその講師である猿四郎さんの3幕の照手を襲う暴漢の馬喰です。
 
 
 
 
今日もカーテンコールの前にちょっと 歌舞伎体操の話題となり あの京都の暑い夏の造形大
冷房のない体育館で 「あの時 よくやったなあ~」 と お互いを褒め合っておりました(笑) 
 
そこへ薬師如来の門之助さんも加わり 「よくやったね~(笑)」・・・と
 
門之助さんもあの時 学生さんたちに歌舞伎を教えた苦労は 忘れていなかったようでした(笑)