今日は一般的に仕事始め、金融機関や郵便局なども 今日から普通営業でした。

色んな事に忙しい日が始まりましたね(笑)


私も朝から荷物の整理や着替えなどの整頓 
大阪へ持って行ったものなども 元の場所に収まり 
アタフタと忙しくしておりましたが、なんとかやりたい事が
今日中に出来ました(笑)



今日は大阪でお世話になった義理の母が松竹座の
『初春歌舞伎』の昼の部を見に行ったそうです。


その初めの演目「幸四郎さんと壱太郎さんの『九十九折(つづらおり)』
がとてもよかった!」と 義母からラインが参りました。


「どこかで聞いた演目だな~?」と調べてみましたら、
この演目が前回出たのはなんと1975年(昭和50年)京都南座での
『夏の花形歌舞伎』の時でした。

 

45年も前で 私が22歳の時です(笑)


十三代目片岡仁左衛門さん他 片岡三兄弟(我當さん 秀太郎さん 現仁左衛門さん)
と 坂東玉三郎さんが出演して居られ 夏の演目らしく昼の部に
「真景累ヶ淵」の通しと 「道行恋苧環」

 

夜の部に「鳴神」「新口村」「九十九折」が出ておりました。


私は「九十九折」には出ておりませんでしたが、
父冠十郎は出演しており 私はこの演目の他の三つの演目に出演しておりました。

 


まだ歌舞伎の名前を頂いておらず 本名で出ていた時です(笑)


当時の配役は、


木谷屋手代清七 = 片岡我當さん

木谷屋の娘お秀・山猫芸者雛勇 = 坂東玉三郎さん

木谷屋仙右衛門 = 片岡仁左衛門さん(13代目)

八坂の力蔵 = 片岡孝夫さん(現仁左衛門さん)


さすがにお芝居の内容は忘れてしまいましたが、懐かしい演目で
もう一度見たかったですが、4日の帰京ではそれも叶いませんでしたね。

 

義母からのラインを貰わなかったら すっかり忘れていた演目で、
今回の松竹座でも戦後から6回しか上演されていない演目でした。

 

 

ひとつのラインで45年前の演目が走馬灯のように蘇って来ました。
これも歌舞伎と云うお芝居の優れたところですね(笑)

 

関西地方の皆様、ぜひとも松竹座の舞台見て下さいませ。

私は、出ておりませんが(笑)