スーパー歌舞伎セカンド『オグリ』も2ヶ月目に入り
2、2、1 の通常の公演回数に戻りました(笑)

初期のスーパー歌舞伎の頃は休演日などは当然なく 

せいぜい 1週間に1、2度の1回公演があるだけでした。

その公演が半年間くらいつづいてましたから、
それから見ると今は本当にありがたい公演日程です。

 


毎朝の出勤時間も私は『ワンピース』に比べて1時間以上もゆっくりできて、

通勤ラッシュの混雑に会う事もありません

通勤車内でゆっくり本を読む事もできます(笑)

ですが、最近は読む本がなくなってきたのです。

 


池井戸潤さんの作品はほとんど読み尽くしましたし、佐伯泰英さんの時代小説も

各作品読破致しまして、段々完結作が多くなって参りました。

 
ここ最近も池井戸作品の3度読み状態でした(笑)
 

本屋に行っても本が並んでいると、目移りして、どうもひとつにしぼれません
ありすぎて、いったい何に手を出したらいいのかが わからない状態(笑)
 

そんな中 コメントも下さっているお客様から一冊の文庫本を楽屋見舞いに頂きました。

今村翔吾さんの「火喰鳥」

この方の作品は私、初めて読ませて頂きます。

やはり時代小説でして、町火消しならず武家が雇う定火消のお話で、
なかなか読みやすくて 現在通勤車内で楽しんでおります(笑)
 

火消しのお話は歌舞伎にもいくつかございまして
『め組の喧嘩』や『加賀鳶』などはその代表的なものです。
 
それだけになんだか身近に感じられて
出て来る小道具 刺叉や鳶口などもよくわかります(笑)
 
まだ、読み始めて数日ですが少しワクワクさせる内容で、
これからどうなるのかとても楽しみです。

思えば私が佐伯泰英さんの作品に嵌りましたのも「居眠り磐音江戸双紙 陽炎の辻」の
一冊目をある方から頂いたのがきっかけでした(笑)

こう云った知らない作品を教えて頂けると嬉しいですね(笑)
 

最後になりましたが、この今村翔吾さんの「火喰鳥」を楽屋見舞いに頂戴しましたお客様に
心より御礼を申し上げます。

ありがとうございました。