毎日うっとしいお天気がつづきますね。
本当に気持ちまで滅入ってしまいます。

 

2日の日に東京北区の北とぴあで公演を終えました松竹巡業東コース組、
3日には北海道釧路へ飛び 昨日の4日に釧路公演を終えて
今日は移動日で、札幌へ向かっている筈で 明日は札幌公演の予定です。

 

巡業公演に同行している段之さんから、釧路の写真を送ってくれました。
と云っても舞台面ではありません(笑)

 

 

 

 

昼、夜 同じ場所の写真です(笑)


釧路、幣舞橋(ぬさまいばし)と云うのだそうです。

 

北海道三大名橋のひとつだそうです。
私は釧路へは行った事がありません


猿三郎ブログ特派員 広報部長も徐々に巡業の様子も
報告してくれる事とと思います(笑)


梅雨のない北海道とは云え ここのところやはりぐずついたお天気が
つづいているそうですね。

 

古より、お天気だけは人間の力ではどうにもなりませんが

その予報は、だいぶ正確になって参りましたね(笑)

 

各チャンネル 各番組の気象予報士さんの解説を楽しみに 
見ております(笑)


気象と云えば日本の歴史 いや世界の歴史でも戦の勝敗を
左右している大事な要素ですね。

 

戦国時代、桶狭間の戦いは雨を予想して本陣まで突き進んだ
織田信長の勝利。

 

中国では三国志時代の諸葛孔明は天候を読むことに長けた
天才軍師だと云われております。

 

その軍師、諸葛孔明(猿翁旦那)を描いたスーパー歌舞伎
『新・三国志II ー孔明編』

 

魏の曹操亡き後、孫の曹叡の後見としてその手腕を発揮した
魏の軍師、仲達(段四郎さん)

 

この作品では大詰め、上方谷(じょうほうこく)と云う谷に於いて
火攻めでその仲達を窮地にまで追い詰めます。

 

しかしながら諸葛孔明ですら読めなかったと云う、この土地 この季節に
降った事のない100年に一度の大雨で あと一息の所で
火攻めの火が消えてしまい 魏の軍師 仲達を逃してしまいます。

 

天候は人の思惑のさらに上を行ってしまいます。

 

その後、五丈原から撤退する蜀軍の中で諸葛孔明は、全兵士の見守る中
息を引き取ります。

 

「孔明殿は星になられた。」

 

懐かしい『新・三国志II』の最後ですが、雨と云うのは本当に
人の運命、歴史を動かしますね。

 

台風もそうですが、ただ雨と云う天候が 何千年、何万年も
人間の力ではどうにもならない事の忌々しさを感じます。

 

現在色んな所でつづいている雨を見ながら日本全国、
早く晴れてくれる事を祈ります(笑)