昨日、見て来ました三谷かぶき『月光露針路日本』

お話は簡単、歴史でもある駿河沖で遭難した大黒屋光太夫以下17名が
長期間漂流後、段々減りながらも遠いロシアの島に漂着して
そこから当時の都サンクトペテルブルグでエカテリーナ2世の力を借りて
日本に帰国するまでの苦難を描いたものです。 

日本に帰る事を夢見ながら乗組員が一人減り 二人減り 
異国の地で亡くなって行く漁師たち・・・。

どちらかと云うと暗くなりがちなこのお芝居を盛り上げているのが、
幸四郎さん 猿之助さん 愛之助さん他の個性的な出演者たちです。

俄然お芝居的になるのは三幕で、ロシアの宮殿内での謁見の場。

正直、ベルばらの様な俳優祭か?と思えるほどきらびやかな
ドレス姿の貴婦人や金髪の紳士たち そして兵士たちが並ぶシーンは圧巻ですね。

歌舞伎の女形さんたちはドレス姿もよく似合います(笑)

そしてポチョムキンの白鸚さんの存在感はさすがです。

昨日、ラインで段之さんに「とても綺麗でした」とお伝えして
ドレス姿の写真を送って下さるようにお願いしましたら 
快諾して下さりましたので、今日掲載させて頂きます。

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どうです?(笑)綺麗でしょ?

あと寿猿さんと竹三郎さんの恋人同士のお二人も可愛かったですよ(笑)

独特の雰囲気の三谷かぶき『月光露針路日本』
25日まで歌舞伎座で上演されております。