日曜日を除く、毎朝8時からはNHKの『まんぷく』に、
はまって居ります。

家人も『まんぷく』を見終わってから仕事に出て居ります。(笑)

即席ラーメンもやっとゴールが見えてきて面白くなってきましたね。
何回も失敗を繰り返し、やっとの事で成功! 

もうすぐ、私たちが普段食べているラーメンになりそうです。(笑)

そしてそれが、萬平さんとふくちゃんの財産になれば素敵です。

ですが、そうも行かない事もありますね。

今、私たちが便利に使っているスマホも、電話の歴史としては
まだ150年も経っておりません

そして、この電話の発明者、みな様は誰だと思っておられますか?

ほとんどの方はグラハム・ベルと答えられるでしょう。

ベルがアメリカにて電波の波形で電話の特許を申請したのが
1876年(明治9年)2月14日。143年前の明後日。(笑)

そしてその後の3月10日に今の形の受話器ができました。

実はこれより5年も前、イタリアのアントニオ・メウッチと云う人も、
電話の発明をしていたのですが、重病の奥さんを抱え会社は倒産
経済的に貧しくて、電話の特許を申請すると云う費用が出来ませんでした。

そして5年後、ベルよりも1ヶ月も早く、かの発明王エジソンも
電話を発明しますが、特許申請の書類に不備があり 取得できませんでした。

その後グラハム・ベルが特許を申請して取得しますが、
この同じ日の2時間後、イライシャ・グレイと云う人が同じく電話の
特許の申請に訪れます。

ですがアメリカの法律で、特許は先に申請した人が優先となります。

ところがです、このイライシャ・グレイの電話の発明品ができたのは
ベルよりも早かったのです。

しかし、特許庁より遠方だったために訪れるのに時間がかかり
申請が遅れたと云う事は、今では誰もが知っている事実ですね。(笑)

不運と云うか? 遠方であるが為のわずかな時間差が、
命取りになりました。

この色んな人の電話の発明があったからこそ、今 私たちが
便利にスマホを使わせてもらっている事になります。(笑)

明治の時代から交換手を使っての電話は、ドラマや映画でよく見ますが
私のうちに黒い陶器のようなダイヤル電話が置かれたのは1950年代後半
小学校1・2年の頃でしょうか?

それまでは、近くのお宅やお店に電話が敷かれると、「誰誰方、呼び出し」と
連絡先として書かれてありましたね。(笑)

少し前の『まんぷく』の中でもふくちゃんが、他人のお宅で呼び出しで
電話を受けている場面がございました。

今の若い方には考えられないでしょう?(笑)

それからプラスチックのダイヤル電話になり、1980年後半には
家庭電話でISDNを使用してのインターネット時代突入。

電話機もプッシュホンからコードレスになりました。

これが大きな携帯電話のショルダー・フォンとなり1990年代には
小型の携帯電話でショートメールまでできるようになりました。

1990年後半にはiモード登場で携帯電話でインターネット時代。

2000年くらいに、スマホが登場して、現在では電話で
映像まで見られるようになりましたね。(笑)


発明者のグラハム・ベルは別として、アントニオ・メウッチやエジソン 
イライシャ・グレイも電話の発明者としては名前は残りませんが、
100年後の私たちがこんなに便利に いや生活の上で
なくてはならないまでの電話を使うようになるとは
思いもよらなかった事でしょう。

未来を予測した映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』でも
このスマホの進歩の速さだけは予測できなかったそうです。(笑)

インターネットのISDNもPHSなどの携帯電話も今ではもう明治時代位の感覚。
時代は目まぐるしすぎます。(笑)

朝の『まんぷく』を見ながら、発明とはその時代以後の人たちに
多大な影響を与えるのだなぁ~ と思った次第です。