今月夜の部で上演されております『隅田川続俤』の大詰め舞踊。

「双面水澤瀉」と「双面水照月」との違いを文章で紹介致しました。

今日は私の「双面水照月」の野分姫と法界坊の霊で恐縮ですが、
過去の写真を参考に紹介させて頂きます。(笑)



これは2000年8月13日に西新宿の朝日生命ホールで開催されました、
第7回翔の会におきまして上演されました「双面水照月」です。

もう18年も前なのですね。(笑)


今月の舞台の写真は掲載する訳には参りませんので 
ご覧になられたお客様は思い出しながら、ご覧になっておられないお方は
ご想像で ご了承くださいませ。(笑)



今月猿之助さんのお役、野分姫法界坊の霊を、私がつとめさせていただきました。


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本性を現し始めた野分姫・法界坊の霊

ここまでは、今月上演中の「双面水澤瀉」と
あまり違いはございません


松若丸は門松さん おくみは現在ではもう廃業してしまった
猿翁旦那のお弟子さんでした。


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普段は肌脱ぎになって緋の襦袢で二人に襲い掛かりますが、
ここからが、今月の舞台の猿之助さんは法界坊のかつらになり
お化粧も強く変えており さらにぶっ返って、炎の衣裳となっております。

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渡し守 おしげは笑羽さん

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右が≪チョン≫と 柝が入るまでの法界坊の霊で、
左が柝が鳴ってから幕が閉まるまでの 野分姫の霊の様子。


今月この舞踊「双面水照月」をご覧になられたお客様は
おそらくこの違いがお分りなられるかと思います。


同じ演目で二つの違いの紹介に 私の翔の会の「双面水照月」の
写真を用いまして申し訳ありません 恐縮でした。(笑)




説明と言いながら、実のところは解説にかこつけて(笑)
昔の舞台写真をご披露させていただきました(笑)


えへへ