昨日、ひみつ堂を出まして そのまま日暮里駅に戻るのもつまらなく、
では、どうしようか・・・？ と かき氷を食べながら
家人と相談しました。(笑)
では、どうしようか・・・？ と かき氷を食べながら
家人と相談しました。(笑)
お散歩ですから では、今まで歩いてない所を歩こう！
と決まり 日暮里、谷中のひみつ堂から裏道を通り
寛永寺横から上野公園に抜けようと 思いました。
寛永寺横から上野公園に抜けようと 思いました。
何年か前に違う道を 歩いたかもしれないのですが、
上野公園に出るコースは初めてかも・・・？(笑)
上野公園に出るコースは初めてかも・・・？(笑)
東京芸術大学前を通り 上野公園に入るとまず やはりその大きさに
驚きますね。(笑)
驚きますね。(笑)
国立博物館
そして上野駅方面へ向かう広場には 連休最後の日を楽しむ
家族連れが多く見られました。(笑)
家族連れが多く見られました。(笑)
本来江戸時代は、上野公園そのものが寛永寺の境内だったとの事。
寛永寺と上野のお山を題材にした歌舞伎と云いますと、やはり
真山青果さんの三部作が思いつきますね。
真山青果さんの三部作が思いつきますね。
『江戸城総攻』『慶喜命乞』『将軍江戸を去る』では、
寛永寺前での戦い 徳川家の家来たちが結成した
彰義隊が登場致します。
寛永寺前での戦い 徳川家の家来たちが結成した
彰義隊が登場致します。
昨日はここで、平和な１日を感じましたが つい１５０年ほど前のここは、
戦場であり 江戸（東京）が火の海だったかも？
また７５年ほど前には、空から爆弾も落ちて来ていましたね。
戦場であり 江戸（東京）が火の海だったかも？
また７５年ほど前には、空から爆弾も落ちて来ていましたね。
今の平和は本当に大事にしなければ・・・と
この光景を見て改めて思いました。
この光景を見て改めて思いました。
さらに、足を進めますと上野東照宮がありました。
ここは家康公と吉宗公 それに慶喜公が祀られているそうです。
４年前に修復工事も終え 綺麗に整備されております。
４年前に修復工事も終え 綺麗に整備されております。
その横に高く聳えておりますのが、五重塔。
歌舞伎では、江戸時代での地震や台風にも耐えうる建築の様子を題材とした
幸田露伴作の『五重塔』が有名ですね。
幸田露伴作の『五重塔』が有名ですね。
お芝居の中では谷中、感応寺の五重塔となっております。
昭和の時代に不幸な事件で焼失したそうで、現存しておりません
ここも横の道を歩いて来ました。
私はこの作品、二度出演させて頂いたのですが、一度目は前進座公演
中村梅之助さんの、のっそり十兵衛で、
二度目は勘九郎さんの のっそり十兵衛でした。
中村梅之助さんの、のっそり十兵衛で、
二度目は勘九郎さんの のっそり十兵衛でした。
この二つに出させて頂いた時、時代の流れを感じました。
さらに余談ですが、この勘九郎さんの時に２時間後の『海神別荘』の
猿弥さんの沖の僧都の代役を会社から告げられ、
この『五重塔』の思い出が いっぺんに吹き飛んでしまった事を
覚えております。(笑)
猿弥さんの沖の僧都の代役を会社から告げられ、
この『五重塔』の思い出が いっぺんに吹き飛んでしまった事を
覚えております。(笑)
私にとりましては『五重塔』といえば、その演目そのものよりも
ああ、あの代役の時の・・・ となってしまいます（笑）
ああ、あの代役の時の・・・ となってしまいます（笑）
上野を探索しながら 色んな事を考えました。
そして上野の清水の舞台、上野清水観音堂も私 初めて訪れました。(笑)
まさに京都の清水寺を模倣して造られておりますね。
上野公園だけでも、様々な建物や名所があり 見飽きませんね。
実は中車さんの昆活が開催されている科学博物館も覗きたかったのですが、
今日はお散歩が主体、これはスルー致しました。(笑)
今日はお散歩が主体、これはスルー致しました。(笑)
そして名物、上野の西郷さんを後に
アメ横の方へ抜けて参りました。
これも余談なのですが、大河ドラマの『西郷どん』
毎週、１度も欠かさず見ているのですが、以前に比べて
どうも最近は 歴史の出来事だけを追いかけて
なんか再現ドラマのように感じます。
どうも最近は 歴史の出来事だけを追いかけて
なんか再現ドラマのように感じます。
前半の『西郷どん』は ゆったりとしたドラマの展開に
維新に向かう時代の捉え方に期待を感じさせました。
維新に向かう時代の捉え方に期待を感じさせました。
ですが今は 徳川慶喜が１５代将軍に就いてから、
大政奉還、薩長連合、竜馬の死 などがあっという間に過ぎて行き、
時代としては同時代の新撰組なども 一切登場致しません
大政奉還、薩長連合、竜馬の死 などがあっという間に過ぎて行き、
時代としては同時代の新撰組なども 一切登場致しません
西郷さんとはあまり関係ないかも知れませんが
この辺の捉え方も私は見たかったなぁ～。
この辺の捉え方も私は見たかったなぁ～。
そしてはや 江戸城総攻 山岡鉄太郎の慶喜命乞まで
来てしまいました。
来てしまいました。
ここらあたりの西郷さんの葛藤と 様々な人たちとの触れ合い
時代に即応したお芝居が見たいのに 経過だけが過ぎて行くのです。
時代に即応したお芝居が見たいのに 経過だけが過ぎて行くのです。
少し残念な感じです。
まるで「その時歴史は動いた」とか「歴史ヒストリー」をみている
気がしてなりません。
気がしてなりません。
でも、このまま 完走するつもりではありますが・・・
ずいぶんお話がそれました。(笑)
上野からのお散歩も 道がそれて(笑) 祭日の凄い人出のアメ横を
御徒町までゆったり、お魚などを見ながら歩きました。
御徒町までゆったり、お魚などを見ながら歩きました。
なんとさんまが、１０匹５００円！ （驚き！・・・笑）
買いたかったのですが、その日の夕飯は 既に準備しておりました。
それも、「めっちゃ安い」と思って買った １匹１００円のさんま２匹。(笑)
それも、「めっちゃ安い」と思って買った １匹１００円のさんま２匹。(笑)
あと５日間もさんま、と云う訳にも行かず 泣く泣く断念！(笑)
御徒町から地下鉄に乗り 帰路につきました。
自宅から東十条までおよそ２ｋｍ、日暮里まではＪＲでしたが、
ひみつ堂から御徒町までは およそ８ｋｍくらいでしょうか？
ひみつ堂から御徒町までは およそ８ｋｍくらいでしょうか？
合計１０ｋｍほど。
うろうろしましたから 実際はもっとでしょうか。
うろうろしましたから 実際はもっとでしょうか。
昨日はお天気も良く、久しぶりのいい猿散歩でした。(笑)