不破数右衛門

八月納涼歌舞伎２日目です。
八月の公演回数は全部で１９日しかございません

ですから今日終わった時点ですでにあと１７回、
初日が開けば　今月は早く感じますね。

今月の第３部、私の出ております『盟三五大切』

すでに内容をご存知の方も多いと思いますが
『獨道中五十三驛』や『於染久松色読販（お染の七役）』などを書きました
鶴屋南北の作品で、『東海道四谷怪談』と同じく忠臣蔵外伝です。

この『盟三五大切』の中にも、四谷怪談に登場する民谷伊右衛門や
お岩さんの名前まで登場しますので、姉妹作品としても面白いですね。

主人公は討ち入りを果たしました四十七士の一人　不破数右衛門。
この作品では訳あって薩摩源五兵衛と名乗っております。

この本名を伏せて別名を名乗っている事で悲劇が生じるのですが・・・。

この不破数右衛門と云う人、けっこう気が短い人の様で　
家僕を斬って　浅野内匠頭より閉門を仰せつけられ　
刃傷事件を起こした時には、浪人していたみたいです。

その史実からこの作品『盟三五大切』が作られたのでしょうね。

私のお役は、薩摩源五兵衛としての不破数右衛門を　
殺人の容疑として捕らえに行く出石宅兵衛（いずしたくべえ）と云う役人です。

ブログのプロフィル写真とあまり変わり映えがしませんが、
鉢巻の色が違っております。(笑)

詳しい経緯は明日のブログで紹介いたします。(笑)