昨日の猿三郎二輪草紙のブログのコメント欄に不具合がございまして、
今日に至ってもまだ改善されておらず 皆様には大変
ご迷惑をおかけ致しております。申し訳ございません

皆さまのコメントの承認も出来ず 私のコメントへの返信も
アップされないのです。 これはYahooブログの不具合ですので
しばらくお待ち頂きますよう お願い申し上げます。

さて、今日のブログですがアップされる事を祈ります。(笑)

先日15日のPM2時から30分間、NHK-Eテレで「日本の話芸」
と云う、番組を放送しておりました。

上方落語の第一人者 桂福團治さんが「ねずみ穴」と云うお噺を語っておられました。

ちょうど国立劇場の、間の時間でしたので見る事ができました。

大阪に居るときは福團治さんの落語 ときどき聞かせて頂いておりましたが
東京に来ましてからの上方落語 久しぶりでした。

そしてやはり巧いですね。って失礼かもしれませんが・・・。(笑)

お客さんを不安がらせながらの笑いの枕から自然に本題ヘ入り 
兄弟の商売のあり方! 薄情 人情 そして悲惨な出来事・・・。
その後の・・・ホッとする落ち!

一度聞いてみて下さいませ。(笑)

明日の朝なのですが21日(土)午前4時半から5時まで、再放送がございます。
朝早いですので お聞きになりたい方は今日のうちに予約録画をお願いいたします。(笑) 


私も語ってみたいなあ~と 思わせてくれるほどの落語でした。(笑)

高校あたりの時には 私も少し落語を語ったこともあるのですが、
ほんの10分ほど・・・。

この「ねずみ穴」は、本来はもっと長いのかも知れません

私は歌舞伎に関係のある「中村仲蔵」と云う演目の落語を持っております。
語っておられるのは先代三遊亭円楽さん 

これは昔ラジオで放送していたのを 全編カセットに録音してあるのです。

正味1時間ございます。 でも何回聞いても 全く飽きません

1時間のお噺をたった一人で お客様を飽きさせず じっくり聞いて頂く。
凄い技術だと思います。

先日、桂歌丸さんもお亡くなりになられました。

この福團治さんの1週前は同じ枠で 桂歌丸さんの落語「紙入れ」も
放送しておりました。


私の常磐津の師匠がいつもおっしゃっていた言葉に、
「芸人の財産は金や名誉ではなく、その芸人の技術。
亡くなるとその技術も 一緒に全部あの世に持って行ってしまう。
二度とリアルタイムで それを見る事 聞くことができない。」・・と

今はビデオや録音と云う 素晴らしい記録媒体がございます。

ナマ程の臨場感はありませんが、故人を偲ぶ事は出来ます。

このEテレの日本の話芸と云う番組の桂福團治さんの「ねずみ穴」

私ももう一度見たいなあ~と 思い しっかり録画予約を致しました。(笑)