「歌舞伎鑑賞教室」も、半分の日数が終わりました。

24日が国立劇場の千穐楽なのですが、実は「歌舞伎鑑賞教室」は
必ず2日間の別行程がございます。

甲府や横浜が多いのですが、今回は横浜の神奈川県立青少年センターへ
26・27日と参ります。

所謂、2日間だけの通いの巡業!(笑)

国立劇場へは毎日、愛車で通っておりますが 
横浜となるとそうも行きません もっとも若い頃なら
そんな距離でもバイクで行くのは、へっちゃらでしたが・・・(笑)

国立劇場ですともし雨が降っても 開演に間に合うには
9時半くらいの地下鉄に乗れば 充分なのですが、横浜となると
俄然 意味が違って参ります。

開演時間は変わらず・・・。と、なるとその分早く出なければなりません

と云う事は当然 通勤ラッシュ時!・・・トホホホ!

家人が毎日その時間に出ておりますが、身動きできないほどの混雑・・と
私 満員電車は苦手でして・・・って 得意な人はいないと思いますが・・(涙)

2日間だけは通勤ラッシュ 我慢しますか? 
え? 2日間だけなら贅沢言うなって・・・? わしら毎日や!
って声が聞こえてきそう・・。(笑)

ま、人間も混雑なら 今回の『日本振袖始』もそうかも・・?

岩長姫 実は八岐大蛇、1匹なのに頭が八つ 尾が八つ
1匹なのに大変混雑しております。(笑)

どこかへ向かうのに 反対方向に行く頭は居ないのでしょうかね?

それぞれが思い思いに行動したり 両方で引っ張り合ったら 
前へ進めませんよね?(笑)

また お酒の樽を七つにしたら一つの頭は それを飲むのに
どれかの頭と喧嘩になるのでしょうか?(笑)

そんな事を想像すると面白いのですが、そこはうまくしたもの!
頭に親玉が居るのです。(笑) これぞ頭(かしら)!

それが今回の時蔵さん(笑)

あとの七つの頭は分身みたいなもので この親玉に従うのでしょうね。(笑)

と云う事で 今日の写真はその八岐大蛇の七つの分身たち   

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分身のリーダーは、素戔鳴尊と八岐大蛇との殺陣を拵えた立師 山崎咲十郎さん
そして愛之助さんのお弟子さんの片岡愛治郎さん

後の5人は現在、歌舞伎養成科研修生23期在学中の
井田一誓(いだいっせい)くん 小森龍成(こもりりゅうせい)くん
眞野貴臣(しんのたかおみ)くん 竹内智規(たけうちともき)くん

そして交互出演の狩野孝平(かのうこうへい)くんと
松田竜也(まつだりゅうや)くん

正直 この七人(七頭・・?)の分身 誰が誰か?わからないので、
詳しい説明はやめます。(笑)

分身ですから わからなくてよいのです(笑)


でも研修生のみんな 卒業を前に隈取を取っての『日本振袖始』の公演。
きっと良い記念になる事でしょうね。


この中から 澤瀉屋の弟弟子となる人が出てくるのでしょうか?
もし出てきたら 今月の競演 覚えていてくださいね。